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2017.07.13
成城大学では、学園創立100周年記念事業の一環として、日本を代表する企業のトップを講師に招き、「特別講座Ⅰ〈グローバル社会で求められる人財と能力〉」と題した授業(前期・全11回)を開講しました。
経済活動や企業活動が世界的に大きく変わっていくことにより、求められる人間力や能力にも大きな変化が生じています。過去の知識や常識に縛られることなく、変化や革新に挑戦することが必要になる中で、企業はどういった人材を求め、そのためにはどのような能力を開発する必要があるか。経営の第一線でさまざまな困難を乗り越えてきた方々の経験をもとにしたトップマネジメントの講義を通じ、これから社会人になる学生のキャリア形成に役立てていくことを目的としています。
最終回となる7月10日は、トヨタ自動車株式会社 代表取締役会長の内山田竹志氏による「イノベーションが未来を拓く」と題した講演でした。ご自身が担当されたハイブリッドカー「プリウス」の開発秘話や、水素を燃料としてCO2を排出しない燃料電池自動車「MIRAI」(成城学園の公用車としても採用しています)の開発動機を披露。イノベーションとは単に技術革新だけでなく「社会の仕組みをより良い方に変えること」と語り、学生たちに「今よりもっと良くしようという“志”と常に“高い目標”を持ってほしい」とメッセージを送ってくださいました。
これまでの特別講義
第1回 キヤノン株式会社代表取締役会長 CEO 御手洗冨士夫氏
第4回 株式会社三井住友フィナンシャルグループ取締役会長 奥正之氏