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2017.06.20
成城大学では、学園創立100周年記念事業の一環として、日本を代表する企業のトップを講師に招き、「特別講座Ⅰ〈グローバル社会で求められる人財と能力〉」と題した授業(前期・全11回)を開講しています。
経済活動や企業活動が世界的に大きく変わっていくことにより、求められる人間力や能力にも大きな変化が生じています。過去の知識や常識に縛られることなく、変化や革新に挑戦することが必要になる中で、企業はどういった人材を求め、そのためにはどのような能力を開発する必要があるか。経営の第一線でさまざまな困難を乗り越えてきた方々の経験をもとにしたトップマネジメントの講義を通じ、これから社会人になる学生のキャリア形成に役立てていくことを目的としています。
早くも8回目となる6月19日は、株式会社ニトリホールディングスの似鳥昭雄代表取締役会長にご講演いただきました。北海道の家具店から50年。今や日本中誰もが知る、そして「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」企業へと急成長した歴史について、失敗談を交えながら軽快にお話しいただきました。笑いも起きる楽しいお話の一方で、「わずかな努力で大きな差が付く」「時間がないと言っている人に限って無計画でムダが多い」「会社が与えるのは働きがいであって生きがいではない」など、厳しい教訓も。常に消費者優先でロマン(志)を掲げ、明確なビジョンに向けて組織や人をつくる経営哲学をご講演いただきました。
これまでの特別講義
第1回 キヤノン株式会社代表取締役会長 CEO 御手洗冨士夫氏