NEWS
2017.06.13
成城大学では、学園創立100周年記念事業の一環として、日本を代表する企業のトップを講師に招き、「特別講座Ⅰ〈グローバル社会で求められる人財と能力〉」と題した授業(前期・全11回)を開講しています。
経済活動や企業活動が世界的に大きく変わっていくことにより、求められる人間力や能力にも大きな変化が生じています。過去の知識や常識に縛られることなく、変化や革新に挑戦することが必要になる中で、企業はどういった人材を求め、そのためにはどのような能力を開発する必要があるか。経営の第一線でさまざまな困難を乗り越えてきた方々の経験をもとにしたトップマネジメントの講義を通じ、これから社会人になる学生のキャリア形成に役立てていくことを目的としています。
6月12日は、株式会社日立製作所の川村隆名誉会長にご講演いただきました。IoTやAIなどに触れ、「第一次産業革命は“筋肉と骨の補強”だったが、第四次産業革命の今は“頭脳の補強”の時代」と明言し、新技術に関心を持ち、それがどういう影響を及ぼすか常に考えてほしいとお話しされました。そして、大学時代はもちろんのこと、社会に出てからも常に「自学する心」を忘れず、自分を磨き続けてほしいと学生を叱咤激励されました。
これまでの特別講義
第1回 キヤノン株式会社代表取締役会長 CEO 御手洗冨士夫氏