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2017.07.06
成城大学では、学園創立100周年記念事業の一環として、日本を代表する企業のトップを講師に招き、「特別講座Ⅰ〈グローバル社会で求められる人財と能力〉」と題した授業(前期・全11回)を開講しています。
経済活動や企業活動が世界的に大きく変わっていくことにより、求められる人間力や能力にも大きな変化が生じています。過去の知識や常識に縛られることなく、変化や革新に挑戦することが必要になる中で、企業はどういった人材を求め、そのためにはどのような能力を開発する必要があるか。経営の第一線でさまざまな困難を乗り越えてきた方々の経験をもとにしたトップマネジメントの講義を通じ、これから社会人になる学生のキャリア形成に役立てていくことを目的としています。
10回目となる7月3日は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社の増田宗昭代表取締役社長兼CEOにご登壇いただきました。レンタル最大手TSUTAYAのイメージが強いのですが(直営はごく一部だそうです)CCCの本質は「企画会社」。プラットフォーム、データベース、ライフスタイルコンテンツで世の中を幸せにするための企画を創出する会社で、その成果がTSUTAYAでありTカードであり蔦屋書店なのだそうです。日本の消費市場を分析しながら自社の展望などについてお話し頂きました。また、企画を思い付く秘訣について学生から質問されると、「個人の経験・体験の蓄積」と、学生たちに体験の重要性を説いていただきました。
これまでの特別講義
第1回 キヤノン株式会社代表取締役会長 CEO 御手洗冨士夫氏
第4回 株式会社三井住友フィナンシャルグループ取締役会長 奥正之氏