文化史学科

学科のあゆみ

 成城大学文芸学部文化史学科の歴史は、1958年(昭和33年)4月に、文芸学部文芸学科の中のひとつのコースとして文化史コースが創設されたことに始まる。当時、日本民俗学の創始者である柳田國男先生が文芸学部の顧問を務められており、柳田先生の蔵書の寄託(のちに寄贈)を受けて文芸学部に新たなコースを設置するに当たって「文化史」という名称を提案されたという(受贈図書は成城大学民俗学研究所の「柳田文庫」に収められている)。

 設立当初、文化史コースを専攻した学生はわずか8名であった。しかし、その後、専攻学生が増え、また、考古学や宗教学、文化・社会人類学の専任教員が着任するなどして文化史コースは徐々に整備されていった。



 1976年(昭和51年)、文芸学部に学科制が導入されることになり、国文学コースや芸術学コース等の他の5つのコースは学科に昇格した。一方、文化史コースはさまざまな理由から文芸学科に止まったが、そのため、文化史コースは文芸学科と改称されることになった。それから4年後の1980年(昭和55年)、一時文芸学科と改称されていた文化史コースは以前の名称を復活させ、ここに文化史学科が誕生することとなった。

 文化史学コースとしての出発以来、文化史学科はすでに半世紀にも及ぶ歴史を刻んできた。その間、文化史学科(文化史コース)を母体として、1969年(昭和44年)には大学院文学研究科に日本常民文化専攻修士課程(後に博士課程前期に改称)が、1971年(昭和46年)にはさらに同博士課程(後に博士課程後期に改称)が設置され、文化史学科における教育・研究はますます充実したものなっている。

 文化史学科(文化史コースおよび文芸学科時代も含む)の卒業生はすでに1600名以上に達し、教育界や学界、新聞・出版・放送界、実業界、芸能界などのさまざまな分野で大いに活躍している。


-文化史学科略年表-

1958年(昭和33年)4月 成城大学文芸学部の中に文化史コース創設
1969年(昭和44年)4月 成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻修士課程開設
1971年(昭和46年)4月 成城大学大学院文学研究科に常民文化専攻博士課程開設
1976年(昭和51年)4月 文芸学部での学科制の導入にともない文芸学科に名称変更
1980年(昭和55年)4月 成城大学文芸学部文化史学科に改称
2008年(平成20年)4月 成城大学文芸学部文化史学科(文化史コース)創設50周年

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