ヨーロッパ文化学科
フランス語圏の文学
有田 英也
フランス語で書かれた文学作品を読んで、作品の生まれた時代と社会について考えるゼミです。フロベールの『感情教育』を通して二月革命(1848)当時の女性の権利運動について、女子学生の書いた卒論が印象的でした。
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広域芸術論
滝沢 明子
このゼミは、文字通り広い領域を扱っています。まずは、地域。フランス、ドイツ、オーストリアはもちろんのこと、ヨーロッパ全体が対象となりえます。ヨーロッパを出発点として、アメリカや日本に関心を向ける学生もいます。
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ドイツ語圏の文化と思想
下田 和宣
卒論作成に向け、ゼミ生自身が主体となって研究発表を行います。参加者相互の討論を通じてドイツの文化や哲学思想への理解を深めましょう。写真はとある町のパン屋「パンと時間」。哲学者ハイデッガーの代表作『存在と時間』(Sein und Zeit)のダジャレ?
現代フランス論・中世フランスの言語と文化
高名 康文
女性の社会進出や、マグレブ系移民が社会で直面する困難、また教育制度、社会保障など、現代フランス社会について学生個々がテーマを選び、文献講読、口頭発表、レポートの執筆を通じて卒業論文を準備していきます。 また、中世フランスの言語と文化についても、専門家の立場から同様に指導します。
フランス社会文化論
高原 照弘
このゼミでは、フランス文化に関するさまざまなテーマについて、先行研究を調べ、分析したり、報告や発表を行ったりして、担当教員や他のメンバーとのコミュニケーションを通して、卒論研究を深化・発展させていきます。
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ドイツ語圏の文学
時田 郁子
ドイツ語で書かれた文学作品を取り上げて議論します。学生一人一人が研究対象を選び、テーマを見つけ、発表を行って、論文の完成を目指します(写真はドイツ・ルートヴィヒスブルクにあるメルヒェン庭園内の「お菓子の家」)。
比較文化論
明星 聖子
基本的にドイツ語の文献を読みながら、ドイツ語圏の文学、思想、芸術を中心に、さまざまな言語圏のものも視野に入れて理解を深めていきます。学生各自の研究については、まずは比較や文化といった言葉にとらわれず、しっかり地に足のついた学問的思考ができるテーマを選ぶことから始めていきましょう。
ドイツ ・ヨーロッパ近現代史
中野 智世
ドイツおよびヨーロッパの近現代史を学びます。自身の「問い」、「もっと知りたいこと」を出発点に、過去の歴史を探っていきましょう(写真は現在のドイツ連邦議会議事堂。広々とした芝生は訪れる人々の憩いの場でもあります)。
フランス・ヨーロッパ中世・近代史
林田 伸一
フランスを中心とした中世・近世ヨーロッパ史のゼミです。卒業論文の作成のための中間報告を中心に、皆で議論します。歴史をさまざまな切り口から見ることは楽しいですし、現代を見つめ直す機会にもなります。
フランスの思想・哲学
村瀬 鋼
フランスの個性的で魅力的な哲学者たちの文章を読みながら、私たちの生きた経験について考え、語り、話し合います。「私」とは、「心」とは、「身体」とは、「他人」とは、「時間」とは…。身近だけれどもとても不思議なこうしたテーマに、じっくりと取り組みます。
ギリシア・ローマの文化
吉川 斉
古代ギリシア・ローマで生み出され、現代に伝わる作品を読み解き、古典文化の在り方やその影響について探ります。学生の皆さんは、古典作品と積極的に向き合いながら、自らの主題をみつけ、発表や議論を通じて各自の考えを深めて、卒業論文に結実させていきます。