成城大学

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ヨーロッパ文化学科

教員紹介

村瀬 鋼教授

むらせ こうKo Murase

文芸学部 / ヨーロッパ文化学科
職位:
教授
専門分野:
フランス哲学
担当ゼミナール:
フランスの思想・哲学
主な担当科目:
ヨーロッパの思想講義II(仏)、ヨーロッパの思想特殊講義II(仏)、他
最近の研究テーマ:
フランス哲学、自我論、他者論、身体論
研究内容:
フランス近現代の諸哲学を手がかりに、「私」あるいは「生」というものの具体的な成り立ち方を、それのもつ様々な可能性とともに考えています。特にはメルロ = ポンティの哲学を一つの参照軸にしています。
略歴:
1995年3月 東京大学人文科学研究科博士課程(哲学専攻)修了
主要業績:
【著書】
 『哲学への誘いII 哲学の振る舞い』(共編著)、東信堂、2010年
 『哲学という地図 松永哲学を読む』(共編著)、勁草書房、2010年
 『私というものの成立』(共著、松永澄夫編)、勁草書房、1994年
【学術論文 最近20年のもの】
「ルキエにおけるスピノザの影——ルヌヴィエを媒介に」、上野修・杉山直樹・村松正隆編『スピノザと十九世紀フランス』、岩波書店、2021年
「愛するということ——恋愛試論——」、『ひとおもい2』、東信堂、2020年
 « Lequier et la recherche d'un commencement », in Jules Lequier, Une philosophie de la liberté, Les Perséides, 2016.
 「メルロ=ポンティとレヴィナス─身体を考える二つの仕方」、『メルロ=ポンティ研究』17号、2013年
 「距たりと力─メルロ=ポンティとアンリとの間のキアスム」、『ミシェル・アンリ研究』2号、2012年
 「身心問題の意味と無意味─メルロ=ポンティ・デカルト・レヴィナス」、『AZUR』第13号、2012年
 「心身問題と他者問題との関係について─レヴィナスの身体論から」、『西日本哲学年報』第16号、2008年
 「分離と接触─レヴィナスと身体的主体─」、『レヴィナスと実存思想』(実存思想協会編実存思想論集XXII)、2008年
 「〈私〉の生から眺められた環境について——風景としての生と環境のなかの他者——」、『ヨーロッパ文化研究』、23号、2004年
 「〈私〉のなかの間隙─ジュール・ルキエと現代哲学」、『ヨーロッパ文化研究』22集 、2003年
 「共存の風景─環境の哲学に向けて」、『成城文藝』第180号、2002年
 「抵抗の異質性─メーヌ・ド・ビランの「抵抗」概念の可能性」、『フランス哲学・思想研究』7号 、2002年
 「「私」を言うことの意味─デカルト『省察』でのコギトと他者」、『ヨーロッパ文化研究』21集、2002年
所属学会:
日本哲学会
哲学会
日本現象学会
実存思想協会
メルロ=ポンティ・サークル
日本ミシェル・アンリ哲学会
成城大学フランス語・フランス文化研究会
Les amis de Jules Lequier