「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ
講義内容
聖書と聖人伝、そしてギリシア・ローマ神話の物語は、クレー、ピカソ、シャガール等、現代の画家においても、重要な役割を演じています。本講座では、物語の原テクストを読み、絵画を鑑賞しながら、現代美術の魅力に迫ってみたいと思います。
各回テーマ
(1) 序 総合案内
(2) 聖書(その1)ノルデ/シャガール/他
(3) 聖書(その2)エルンスト/ダリ/他
(4) 聖人伝 カンディンスキー/他
(5) ギリシア・ローマ神話(その1)クレー/ピカソ
(6) ギリシア・ローマ神話(その2)マティス/ベックマン/他
講師紹介
専攻:ドイツ文学、比較文化
専門はドイツ文学と比較文化です。近年は特に、文学・思想・歴史が美術と交錯する濃密な世界を総合的に捉える方法を研究しています。
[著書]
『聖書と西洋美術』三弥井書店、2018年
『ギリシア・ローマ神話と西洋美術』同、2019年
[編訳書]
『美のチチェローネ』J・ブルクハルト、青土社、2005年
『世紀末芸術論』ホフマンスタール他、同、2008年