「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ
講義内容
ごく普通の人びとが誕生から死にいたるまでに経験するさまざまな儀礼の意味、および儀礼に関わる社会(人間関係)について、民俗学の立場から考えたい。
各回テーマ
(1) 人生儀礼(通過儀礼)について
(2) 誕生・幼少年期と地域社会、学校
(3) 青年期と社会
(4) 婚姻の民俗、産育の民俗
(5) 家族と親族
(6) 死と葬送儀礼と墓制
講師紹介
専攻:日本民俗学
昭和14年(1939)生まれ。成城大学名誉教授。平成21年度まで文芸学部文化史学科に所属。祭りや年中行事を中心に、近現代の地域の民俗変化などについても研究。著書に『年中行事の研究』(桜楓社)、『祀りを乞う神々』(吉川弘文館)、『供養のこころと願掛けのかたち』(小学館)、『名づけの民俗学』(吉川弘文館)など。