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2019年度 春夏講座
24) 新中国の社会主義とその経済学の歩み

講義内容

中国の社会主義体制について、多くの疑問が出されています。中国を代表する経済学者たちはこうした疑問にどのように向き合ってきたでしょうか。この疑問に答えるために中国経済学者の著述を読み続けています。今回は新中国草創期を代表する五人の経済学者を取り上げて、その議論を紹介します。

各回テーマ

(1) 価値規律を強調　孫冶方（スン・イェファン　1908-1983）

(2) 社会主義経済論まとめる　薛暮橋（シュエ・ムーチアオ　1904-2005）

(3) 新民主主義放棄を批判　于光遠（ユー・グアンユアン　1915-2013）

(4) 議会制民主主義を主張　顧准（グウ・ジュン　1915-1974）

(5) 民主化の徹底を主張　杜潤生（ドゥ・ルンシュン　1913-2015）

講師紹介

専攻：経済学
中国の経済学者の著述に向き合うようになったのは、この数年間のことです。私たちの世代には私たちの世代なりの中国への関心があって、それをまとめて次の世代に伝えることが、私たちの世代の義務ではないかと考えています。

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