文化史学科

教員紹介

上杉 富之教授

うえすぎ とみゆきTomiyuki Uesugi

文芸学部 / 文化史学科
職位:
教授
専門分野:
社会人類学
担当ゼミナール:
社会人類学(人類学で読み解く今日の社会と文化)
主な担当科目:
社会人類学、東南アジア地域研究
最近の研究テーマ:
新生殖医療技術時代の人類学
研究内容:
ここ 2 ~ 3 年は、東南アジア島嶼部マレーシア領サバにおける人の国際移動にともなう民族の生成ないし再編成と、新生殖医療技術に関する社会・文化的対応の国際比較(シンガポール、マレーシアを担当)に取り組んでいます。
略歴:
東京都立大学 社会科学研究科 社会人類学専攻
博士課程,1992年03月,単位取得満期退学,日本国
主要業績:
[著書]
『贈与交換の民族誌─ボルネオ・ムルット社会の親族と祭宴関係のネットワーク』(民博叢書 1) 大阪:国立民族学博物館 1999.

[編著書]
T. Uesugi and M. Yamamoto, The Perspective of Glocalization, Center for Glocalization, Seijo University, 2016.
『社会接触のグローカル研究』(グローカル研究叢書5),成城大学民俗学研究所グローカル研究センター,2016.
『グローカリゼーションと越境』(グローカル研究叢書4),成城大学民俗学研究所グローカル研究センター,2011.
『新生殖技術の実用化に伴う親子・家族・婚姻関係の再編に関する国際比較』,成城大学文芸学部・大学院文学研究科,2011.
『新生殖医療に起因する国境を越えた社会・文化的諸問題の実証的研究』成城大学文芸学部/大学院文学研究科,2008.
『新生殖医療技術に関する社会・文化的対応の国際比較』,(平成 12 〜 14 年度科学研究費補助金(基盤研究(A) (1)) 研究成果報告書,2003.
『現代生殖医療—社会科学からのアプローチ』世界思想社 2005.
Shamsul A.B. and T. Uesugi (eds.) Japanese Anthropologists and Malaysian Society : Comtributions to Malaysian Ethnography. National Museum of Ethnology 1998.

[訳書]
ジョージ・チョーンシー『同性婚—ゲイの権利をめぐるアメリカ現代史—』(共訳、明石書店、2006)

[主たる論文]
「ポスト生殖革命時代の親子と家族—多元的親子関係と相互浸透的家族—」,『法律時報』日本評論社),86巻 3号:70-75頁 ,2014.
「一国民俗学、比較民俗学、そして世界民俗学へ—柳田國男の見果てぬ『夢』」,『現代思想』10月臨時増刊号『総特集 柳田國男『遠野物語』以前/以後』),40巻 12号:232-240頁,2012.
「グローカル化としての『海女文化』の創造—韓国と日本におけるユネスコ無形文化遺産登録運動—」,上杉富之編)『グローカリゼーションと越境』(グローカル研究叢書成城大学民俗学研究所グローカル研究センター:85-113頁,2011.
「新しい家族観の形成に向けて—『〜である家族』から『〜となる家族』へ」,上杉富之編)『新生殖技術の実用化に伴う親子・家族・婚姻関係の再編に関する国際比較』平成20年度〜平成22年度科学研究費補助金(海外学術調査基盤研究(B[課題番号20401049]研究成果報告書:101-113頁,2011.
「グローカル化の観点からみる生殖補助医療」,上杉富之編)『新生殖技術の実用化に伴う親子・家族・婚姻関係の再編に関する国際比較』平成20年度〜平成22年度科学研究費補助金(海外学術調査基盤研究(B[課題番号20401049]研究成果報告書:179-181頁,2011.
「グローカリゼーションと越境—グローカル研究で読み解く社会と文化」,上杉富之編)『グローカリゼーションと越境』(グローカル研究叢書成城大学民俗学研究所グローカル研究センター:3-19頁 ,2011.
「非欧米社会における生殖医療の受容過程と実践−Culture, Medicine and Psychiatry誌2006年特集号の概要紹介から−」,『日本常民文化紀要』,28輯巻:33-75頁,2010.
「『グローカル研究』の構築に向けて−共振するグローバリゼーションとローカリゼーションの再対象化」,『日本常民文化紀要』,27輯巻:43-75頁 ,2009.
「社会的・文化的な対称性の回復に向けて−成城大学民俗学研究所グローカル研究センターの設置とその取組み」,『成城教育』成城学園教育研究所),146号: 59-67頁 ,2009.
「グローカル研究の構想−社会的・文化的な対称性の回復に向けて−」,上杉富之・及川祥平編)『グローカル研究の可能性−社会的・文化的な対称性の回復に向けて−』(シンポジウム報告書成城大学民俗学研究所グローカル研究センター:14-26頁 ,2009.
「大学院研究・教育におけるグローカル研究の展開」,上杉富之・佐山淳史(編)『グローカル研究の実践的展開−社会・文化のグローバル化に対応した研究・教育環境の整備』成城大学民俗学研究所グローカル研究センター :7ー12頁 ,2009.
「『外』と『内』から見る人類学・民族学・民俗学の歴史」,上杉富之・及川祥平(編)『歴としての人類学・民族学・民俗学−フランスと日本の場合−』(シンポジウム報告書)成城大学大学院文学研究科・成城大学民俗学研究所 : 14-20頁,2009.
「『ポスト生殖革命』時代の比較家族史研究に向けて」, 家永登・上杉富之(編)『生殖革命と親・子−生殖技術と家族II』早稲田大学出版部 :241-248頁 ,2008.
「戦後日本民族学/民俗学における文化人類学への/からの転換−」,上杉富之・松田睦彦(編)『戦後民族学/民俗学の理論的展開−ドイツと日本を視野に−』(国際シンポジウム報告書)成城大学大学院文学研究科・成城大学民俗学研究所:14-22頁 ,2008.
「ファルケンシュタイン会議−1960年代後半から1970年代初頭のドイツ民俗学における変革と日本民俗学への影響」,上杉富之・松田睦彦(編)『戦後民族学/民俗学の理論的展開−ドイツと日本を視野に−』(国際シンポジウム報告書)成城大学大学院文学研究科・成城大学民俗学研究所:119-129頁 ,2008.
「多元的・多層的な親子・家族関係の可能性−米国に見る生殖補助医療の普及と親子」,上杉富之(編)『新生殖医療に起因する国境を越えた社会・文化的諸問題の実証的研究』(平成16年度〜平成19年度科学研究費補助金(海外学術調査)基盤研究(A)[課題番号16251009]研究成果報告書:209-217頁 ,2008.
「多元的親子論の可能性−『生殖革命』時代の新たな親子関係」,『日本常民文化紀要』,26輯巻:1-44頁,2007.
「トランスナショナリズム研究の課題−人類学の観点から」,小泉順二・栗本英世(責任編集)『トランスナショナリティ研究』(大阪大学21世紀COEプログラム「インターフェイスの人文学」研究報告書,3巻:123-144頁,2007.
「米国における同性カップル家族のすがたと生殖医療」『産科と婦人科』72巻10号、2005.
“Introducing a Transnational Perspective : An Alternative Framework for Understanding the Border Dynamics of Sabah, East Malaysia,‘Seijo University Arts and Literature Quarterly No.193, 2005.
「人類学から見たトランスナショナリズム研究—研究の成立と展開及び転換」『日本常民文化紀要』第24輯、2004.
「現代生殖医療と『多元的親子関係』─人類学のパースペクティブ」『成城文藝』181 号:17-32 頁,2003.
「新生殖技術時代の人類学─親族研究の転換と新たな展開」『民族学研究』66 巻 4 号:389-413 頁,2002.
「人類学における親族研究の現状と課題」比較家族史学会(編)『家族─世紀を越えて』東京:日本経済評論社、245-258 頁,2002.
「マレーシア・サバ州における『越境』への社会・文化的対応─文化協会の動態に見る民族の再編成」『成城文藝』180 号:41-73 頁,2002.
Coping with Migration: Cultural Strategies towards Population Movement in Sabah, East Malaysia. In Miyazaki, Koji(ed.), Socio-Cultural Process of Development: Sabah and BIMP-EAGA, Tokyo: Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies, pp.39-65, 2002.
「生殖革命と新生殖技術─出産及び生命観に及ぼす社会・文化的影響」『日本民俗学』232 号:86-105 頁,2002.
Migration and Ethnic Categorization at International Frontier : A Case of Sabah, East Malaysia,Abe,K.and M.Ishii (eds.), Population Movement in Southeast Asia:Changing Identities and Strategies for Survival. Osaka: Japan Center for Area Studies, National Museum of Ethnology 、pp33-55 ,2000.
「慣習法で裁く─ボルネオ・サバの『原住民裁判所』」『刑政』1292号:84 -90頁 ,2000.
「東南アジア島嶼部における『地域』の再編」『民博通信』85号:128-140頁,1999.
「民族と文化の創造─東マレーシア・サバのカダザン人の事例から」田村克己編『20 世紀における諸民族文化の伝統と変容 4 ─文化の生産』東京:ドメス出版、65-81頁,1999.
「神話がよみがえる現代的文脈─ボルネオ・ムルット人の神話の場合」大胡欽一他編『村武精一教授古希記念論文集・社会と象徴−人類学的アプローチ』東京:岩田書院、273-286頁 ,1998
所属学会:
日本民族学会、東南アジア史学会、日本オセアニア学会、比較家族史学会、日本民俗学会、Borneo Research Council(Fellow)、王立人類学会(Royal Anthropological Institute of Great Britain and Ireland)

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