文化史学科

教員紹介

俵木 悟教授

ひょうき さとるSatoru Hyouki

文芸学部 / 文化史学科
職位:
教授
専門分野:
民俗学
担当ゼミナール:
民俗文化表現論
主な担当科目:
文化史基礎演習II、文化史特殊講義II、民俗学特殊講義I
最近の研究テーマ:
芸能伝承の民俗学的研究、無形文化遺産保護制度の研究
研究内容:
中国地方各県や鹿児島県、千葉県南房総地域などを主なフィールドとして、民俗芸能の伝承についての実地調査に基づく研究を行っています。とくに現代社会において、伝統的な慣習に規定される芸能を伝承することの困難や、そこから生まれる新たな実践に関心を持っています。また文化財保護制度を中心に、民俗文化と行政の関わりについても提言を行っています。
略歴:
千葉大学 社会文化科学研究科 都市研究専攻
博士課程,1999年03月,修了,日本国
主要業績:
[単著]
『文化財/文化遺産としての民俗芸能—無形文化遺産時代の研究と保護—』勉誠出版、2018年
[共著]
『日本の民俗9 祭りの快楽』吉川弘文館、2009年9月(古家信平・菊池健策・松尾恒一と共著)
[共編著]
『民俗小事典 神事と芸能』吉川弘文館、2010年10月(神田より子と共編)
『民俗学事典』、丸善出版、2014年(民俗学事典編集委員会として、)
[論文]
「正しい神楽」を求めて─備中神楽の内省的な伝承活動に関する考察─」『日本常民文化紀要』33、2018年
「伝承の「舞台裏」─神楽の舞の構造に見る、演技を生み出す力とその伝えられ方」飯田卓編『文化遺産と生きる』、臨川書店、2017年
「民俗資料としての「審美の基準」へのアプローチ─鹿児島県いちき串木野市、大里七夕踊りの事例から─」『国立歴史民俗博物館研究報告』205、2017年
「護るべきもの」から学ぶべきこと─民俗芸能研究のフロンティアとしての無形文化遺産」『民俗芸能研究』57、2015年
「島をつないで、島を継ぐ─笠岡諸島における島嶼連携による「島づくり」の実践と困難」 小島孝夫編『平成の大合併と地域社会のくらし─関係性の民俗学』、明石書店、2015年
「八頭の大蛇が辿ってきた道─石見神楽「大蛇」の大阪万博出演とその影響─」島根県古代文化センター編『石見神楽の創造性に関する研究』、島根県古代文化センター、2013年
「あのとき君は〈無形文化財〉だった─文化財としての民俗芸能の昭和三〇〜四〇年代」 岩本通弥編『世界遺産時代の民俗学─グローバル・スタンダードの受容をめぐる日韓比較』、風響社、2013年
「文化財/文化遺産をめぐる重層的な関係と、民俗学の可能性」『東洋文化』93、2012年
「無形民俗文化財の映像記録—「使える記録」の実現に向けて—」『日本民俗学』264、2010年11月
「大里七夕踊にみる民俗芸能の伝承組織の動態」『無形文化遺産研究報告』4、2010年3月
「民俗芸能の「現在」から何を学ぶか」『現代民俗学』1、2009年3月
「無形文化遺産の映像記録作成の意義と課題—無形の民俗文化財を中心に—」『地域政策研究』45、2008年12月
「「フォークロア」は誰のもの?—国際的知的財産制度にみるもう一つの「伝統文化の保護」—」『日本民俗学』253、2008年2月
「無形の民俗文化財の映像記録作成への提言」『民俗文化財—保護行政の現場から』植木行宣監修、鹿谷勲・長谷川嘉和・樋口昭編、岩田書院、2007年10月
「無形民俗文化財映像記録の有効な保存・活用のための提言—情報の共有と開かれた利用の実現に向けて—」『無形文化遺産研究報告』1、2007年3月
「身体と社会の結節点としての民俗芸能」『日本民俗学』247、2006年8月
「「その他」の鹿島踊—祭礼行列に出る鹿島踊・弥勒踊を中心に—」『芸能の科学』33、2006年3月
「民俗芸能の変化についての一考察」『民俗芸能の上演目的や上演場所に関する調査研究報告書』2006年3月、東京文化財研究所芸能部
「民俗芸能の由来語りの近代性—揖斐郡の太鼓踊の事例から—」『芸能の科学』32、2005年3月
「ミノコオドリの系譜—鹿島踊・弥勒踊の原像から距離をおいて—」『芸能の科学』31、2004年3月
「長門の岩戸神楽舞について」『芸能の科学』30、2003年3月
「文化財としての民俗芸能—その経緯と課題—」『藝能史研究』160、2003年1月
「儀礼の安定性と自己生成—人類学的儀礼研究素描—」『文化人類学研究』1、2000年12月
「備中神楽の現代史」『千葉大学社会文化科学研究』3、1999年2月
「民俗芸能の実践と文化財保護政策—備中神楽の事例から—」『民俗芸能研究』25、1997年9月
所属学会:
日本民俗学会、現代民俗学会、民俗芸能学会、日本文化人類学会

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