「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ
講義内容
本講座は、成城大学治療的司法研究センターの後援により実施されます。センター客員研究員の実務家専門家がゲストスピーカーとして登壇し、罪を犯した人の立ち直りにはどのような支援や治療が必要なのか、この社会でどのようにサポートできるのか、現場から語ります。地域の課題として一緒に考えてみましょう。
各回テーマ
(1) 連続講座のねらいを語る~「治療的司法」の考え方
(2) 窃盗症の人たちと向き合って~クレプトマニア裁判で考えたこと
(3) 生きづらさを抱えた被告人たちと関わって~刑事弁護の現場から~
(4) 罪を犯した障害者と向き合って~司法と福祉の連携の可能性~
(5) 塀の中での取り組み~刑務所における再犯防止プログラムについて~
講師紹介
専攻:刑事訴訟法
鹿児島大学、立命館大学等を経て、2009年より成城大学法学部教授。2017年春、日本で初めて罪を犯した人の問題を解決して更生を図る裁判思想である「治療的司法」を研究する専門機関を成城大学に設立。