「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ
講義内容
バロック時代までのヴァイオリン属およびヴィオル属(ヴィオラ・ダ・ガンバ属)の歴史を辿ります。楽器の構造の変化から、楽曲や演奏法の移り変わり、社会における位置づけまでを扱うことで、弓奏弦楽器(擦弦楽器)の特徴や魅力が明らかになるようにします。
各回テーマ
(1) 講義の説明と楽器の概要
(2) 中世・ルネサンス時代の弦楽器の音楽
(3) バロック時代の弦楽器の音楽:イタリア
(4) バロック時代の弦楽器の音楽:フランス
(5) バロック時代の弦楽器の音楽:ドイツ
(6) 18世紀半ばの弦楽器の音楽
講師紹介
専攻:西洋音楽史
成城大学大学院文学研究科にて音楽学を学び、現在は成城大学文芸学部芸術学科の教員を務めています。趣味でヴァイオリンやヴィオラ・ダ・ガンバを弾いているうちに、研究の道に迷い込んでしまいました。バロック時代の舞踏や舞曲を主な研究領域としています。