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2018年度 秋冬講座
04) 日本霊異記の世界

講義内容

『日本霊異記』は日本最古の仏教説話集です。人々の興味をひきつけるような不思議な説話がたくさん収録されています。因果応報と霊験や怪奇のうずまく『日本霊異記』の世界を読み解きながら、後世の民間伝承や文学との関わりなどを探っていきます。

各回テーマ

(1) 雷の申し子（上巻第3縁）

(2) 亀の恩返し（上巻第7縁）

(3) 鷲にさらわれた子ども（上巻第9縁）

(4) 動物愛護の教え（上巻第21縁）

(5) 修験道のはじまり（上巻第28縁）

講師紹介

専攻：古代日本文学
成城大学文芸学部教授。古代国文学担当。研究テーマは『萬葉集』や『日本霊異記』などの古代文学における仏教思想の影響について。 著書『日本霊異記と仏教思想』（青簡社）、共編『寺院縁起の古層—注釈と研究—』（小林真由美・北條勝貴・増尾伸一郎編、法蔵館）など。

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