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2017年度 秋冬講座
05) 古典文学サロン・伊勢物語ハイライト

講義内容

平安朝第2代平城天皇の皇孫にして日本随一の美男、在原業平の恋多き波瀾の人生を語る伊勢物語。業平は、源氏物語・光源氏のモデルにもなりましたが、伊勢物語には源氏物語とはまったく違う魅力があります。本講座では、名文の誉れ高い伊勢物語前半のハイライトの原文を味わいながら、その語ろうとした業平の真実を読み解きます。

各回テーマ

(1) 「うひかうぶり」　— 初段（１） —

(2) 「いちはやきみやび」　— 初段（２） —

(3) 「白玉か何ぞと人の問ひしとき」　— 6段 —

(4) 「かきつばた」　— 9段（１） —

(5) 「みやこどり」　— 9段（２） —

講師紹介

専攻：国文学、特に平安朝文学
『古今集』や『新古今集』等の和歌、『伊勢物語』や『源氏物語』等の物語など、平安朝の文学を中心に、日本の言語・文学・文化を研究している。京都大学文学部卒業・同大学院修了。博士（文学）。
著書に『源氏物語序説』（平凡社）、共編著に『佐竹昭広集』（岩波書店）など。

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