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2015年度　秋冬講座
10) ピケティ『21世紀の資本』と日本の将来

講義内容

今話題のピケティ「21世紀の資本」を読みます。章ごとのポイントをわかり易く解説するほか、読む上で知っておくと便利な知識、フランスやアメリカの経済事情、ピケティを巡る大論争も扱います。さらに、日本の格差問題を巡る議論も紹介して日本の将来を考えます。本を買ってみたけど読んでみたら難しくて・・・という人にもお勧めです（レベルは中級）。

＜参考書＞
トマ・ピケティ著『21世紀の資本』みすず書房　本体5,500円＋税

各回テーマ

(1) この本をわかり易く読めるコツ、教えます（範囲は参考文献第1部）

(2) ピケティの主張を丁寧に説明します（範囲は第2部＆第3部）

(3) ピケティの提案と日米学者の反論を整理してお話しします（第4部）

(4) ピケティの主張を踏まえて日本の格差問題の現状と今後を考えます

講師紹介

専攻 ： 金融政策、日本金融論、日本・国際経済論
調査統計局審議役など長期に亘る日銀でのエコノミスト経験、パリ政治学院留学、日銀パリ首席駐在員など3回5年間に亘るフランスでの滞在体験、BISなど国際会議で得たグローバル感覚、を駆使して、今回は格差を中心に世界・日本の経済問題をさまざまな角度から紐解いて解説します。

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