「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ
講義内容
パリは19世紀におけるオペラの都です。この都市では、オペラ座やさまざまな劇場でオペラ上演が盛んに行われ、各国の優れた音楽家がパリでの成功をめざして押し寄せてきました。この講座では、パリのオペラの華やぎとその裏に潜むさまざまな問題に着目しながら、19世紀フランス・オペラの流れをたどってみたいと思います。
各回テーマ
(1) 18世紀までのオペラの流れ:フランス・オペラを中心に
(2) グランド・オペラの流行:マイヤベーア
(3) オペレッタの出現:オッフェンバック
(4) 他国のオペラとの関係
(5) 自然主義のオペラ:ビゼー
(6) 象徴主義のオペラ:ドビュッシー
講師紹介
専攻 : 西洋音楽史
成城大学大学院文学研究科にて音楽学を学び、現在は成城大学文芸学部芸術学科の専任講師を務めています。
趣味でヴァイオリンやヴィオラ・ダ・ガンバを弾いているうちに、研究の道に迷い込んでしまいました。
バロック時代の舞踏や舞曲を主な研究領域としています。