「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ
講義内容
簿記・会計の世界を、洋の東西の文化の違いを意識しながら覗いてみたい。
ヨーロッパで生れた現在の簿記を、そろばんやおつりの計算などとの関係に触れたりして、その特徴を明らかにし、そのうえで簿記の仕組や様変わりしている最近の企業会計について取上げてみたい。
各回テーマ
(1) 簿記の基礎:「明算」の世界
(2) 簿記の仕組(1):(具体例を用いて)
(3) 簿記の仕組(2):(具体例を用いて)
(4) 資本主義と簿記・会計(1):損益計算の側面
(5) 資本主義と簿記・会計(2):歴史的側面
(6) 最近の企業会計:実用主義哲学(プラグマティズム)の世界
講師紹介
専攻 : 会計学学部と大学院で会計と簿記に関する講義を40年余り続けました。その間1年だけトゥルーズ第Ⅱ大学で講義ができたことも貴重な体験でした。フランスにはその1年を含めて都合3年程滞在しました。茨城県水海道出身で、現在の趣味は、将棋・鉛筆絵画・スポーツ吹矢などです。