「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ
講義内容
こんにち宇宙船地球号の乗客・乗員は70億人。そのうち10億人以上は、1日1ドル前後の生活を強いられています。
講義では、こうした絶対的貧困問題を南北開発協力という視点から、参加する皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
その際、可能な限りJICA(国際協力機構)の方々の協力を得て、現場からのナマの声に耳を傾けるつもりです。
各回テーマ
(1) OECD/DAC(開発援助委員会)の50年
(2) 2015年 — ミレニアム開発目標の進捗状況
(3) ODA大国への道 — 日本の開発協力の軌跡
(4) 岐路に立つ日本の援助政策
(5) 現場からの報告 — JICA専門家の証言
(6) 現場からの報告 — 青年海外協力隊員の証言
講師紹介
専攻 : 国際関係学(国際政治経済学)これまで国際政治学という視点から、EU(欧州連合)の研究を試みてきました。具体的には、EUが旧植民地国に対してどのような援助を行ってきたか?それを<南北>交渉という切り口から研究してきました。その一環として、OECDや世界銀行、さらには日本の開発協力政策も勉強しました。