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2012年度　秋冬講座
06) 千住宿を歩く

講義内容

中世以来、交通・物流の拠点として栄えていた千住は、江戸時代になると「江戸四宿」のひとつとして、さらなる発展を遂げます。また、この地の「やっちゃ場」は、江戸で暮らす人びとの胃袋を満たす重要な市場のひとつでもありました。本講座では、千住の歴史や文化を概観し、最後は町歩きで締めくくります。

各回テーマ

(1) 宿場、市場、そして刑場〜千住の歴史〜
(2) 紙上で巡る千住宿
(3) 江戸の「いき」と文人文化〜「千住酒合戦」をめぐって〜
(4) 千住宿を歩く（巡見）

講師紹介

専攻 ： 日本近世都市史1961年東京都中央区生まれ。成城大学大学院文学研究科博士課程前期修了。神戸大学大学院経済学研究科助教授を経て、成城大学民俗学研究所研究員・同学非常勤講師。著書に『災害都市江戸と地下室』『お江戸の経済事情』『江戸ッ子と浅草花屋敷』など。