成城大学

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芸術学科

学科のあゆみ

成城大学の前身は、大正15年(1926)4月、七年制高等学校として創設、開校された成城高等学校です。本校は二十二回の卒業生を出した後、新たに創設される成城大学へと引き継がれていきます。戦後の昭和25年(1950)5月10日のことでした。当初は経済学部と理学部のみでしたが、昭和29年(1954)4月に「文芸学部」が増設されました。

これを文学部としなかった理由は、文学、芸術に関する知識を養い、深く幅広い教養を培うことを主眼としたからです。このユニークな構想を持った新学部に、芸術学科は欠かせぬものでした。昭和37年(1962)には芸術学コースとして単立し、昭和51年(1976)の学科制移行によって、芸術学科と称するようになりました。さらに翌昭和52(1977)年までに大学院の修士・博士課程も順次設置され、現在の体制が出来上りました。


Illustrated by Mariko Ishinabe

このように今では美学、芸術学(音楽学・演劇学・映画学)と美術史(日本・東洋・西洋)の各分野を併せ持つ日本でも数少ない学科として知られています。

歴代の専任教授陣も多士済々で、学科創設以降でも、美学の相良徳三、美学・映画学の浅沼圭司・松尾大、西洋音楽史の大宮真琴・戸口幸策・小林義武、演劇学の木桧禎夫・毛利三彌、日本美術史の上原和・田中日佐夫・佐野みどり、東洋美術史の高田修・東山健吾・清水眞澄、西洋美術史の宮川淳・千足伸行、等の各氏が学生指導、研究に尽力され、それが今に引き継がれています。

現在の担当は、美学が津上英輔、音楽学が赤塚健太郎、映画学が木村建哉、演劇学の山下純照、日本美術史が相澤正彦、東洋美術史が岩佐光晴、西洋美術史が喜多崎親、高橋健一という布陣です。

この他、多彩な分野に亘り、専門の講師を招いています。

- 芸術学科略年表 -

1962年(昭和37年)4月 成城大学文芸学部の中に芸術学コース創設
1976年(昭和51年)4月 学科制移行により成城大学文芸学部の中に芸術学科増設
1976年(昭和52年)4月 大学院の修士・博士課程も順次設置される