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教員紹介
松澤 裕樹准教授
まつざわ ひろきHiroki Matsuzawa
- 経済学部 / 基礎教育
- 職位:
- 准教授
- 専門分野:
- 宗教哲学(特に中世ドイツ神秘思想)
- 主な担当科目:
- 独語、独経済書購読
- 最近の研究テーマ:
- マイスター・エックハルトのドイツ語説教における存在論について
- 研究内容:
- 存在するとはどういうことか、生きるとはどういうことか、という根本的な問いに対して西洋中世のキリスト教神学者・哲学者がどのような思想を展開したのかということについて研究しています。特に中世ドイツ神秘思想の中心的人物であるマイスター・エックハルトの研究を継続的に進めています。
- 略歴:
- 2013年 早稲田大学文学研究科博士課程単位取得退学
2017年 テュービンゲン大学大学院哲学部博士課程修了
大谷大学真宗総合研究所東京分室PD研究員を経て、2019年より成城大学
- 主要業績:
- 【著書(単著)】
・Die Relationsontologie bei Meister Eckhart, Schöningh, 2018.
【著書(共著)】
・「エックハルトにおける人間神化と関係的存在論」、田島照久・阿部善彦編『テオーシス 東方・西方教会における人間神化の伝統』、教友社、2018年
【主要論文】
・「ゾイゼ『真理の書』における「善き識別」」、『経済研究』234号、2021年
・「Der Begriff des Nichts in der Ethik Meister Eckharts」, Theologische Quartalschrift, 2021
・「14世紀前半のドミニコ会関連ドイツ語著作『能動知性と可能知性について』における知性論」、『真宗総合研究所研究紀要』37号、2020年
・「クヴェードリンブルクのヨルダンのラテン語説教におけるエックハルト批判」、『中世思想研究』61号、2019年
・「エックハルトの所有論—所有からの自由、そして自由な所有へ—」、『フィロソフィア』105号、2018年
・「『純然たる無』—マイスター・エックハルトの異端審問文書における存在理解—」、『フィロソフィア』103号、2016年
・「マイスター・エックハルトにおける『謙虚さ』理解について」、『エクフラシス ヨーロッパ文化研究』4号、2014年
・「Die ontologische Funktion der Liebe bei Augustinus」、『哲学世界』34号、2011年.
・「Wille und Sein – Struktur der Ontologie bei Meister Eckhart –」、『早稲田大学大学院文学研究科紀要』53号、2008年
- 所属学会:
- 日本宗教学会、中世哲学会、教父研究会、Meister-Eckhart-Gesellschaft