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    公開FDワークショップ’18「表現教育の可能性」のご案内【終了しました】
    開催日:2019.03.16

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成城大学共通教育研究センターでは、公開FDワークショップを開催いたします。

表現教育の可能性(第9回)

学生が4000字のみごとなレポート書いてくるんですけど

日 時:2019年3月16日(土)15時~17時30分
場 所:3号館 3階 大会議室
講演者:飯間 浩明 氏(国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員)
テーマ:「表現教育の可能性:学生が4000字のみごとなレポート書いてくるんですけど」

ワークショップ開催のねらい

 本FDワークショップは、成城大学の初年次教育にあたる科目「WRD」の目標を高次元で達成するための情報交換を狙いとした研究会を公開するものです。
 「WRD」(ワードと読む)とは、「Write=書く・Read=読む・Debate=議論する」の頭文字で、学部を問わず、どの学問分野においても必要となる基礎的な能力という意味が込められています。
 高等学校までの勉学は、一定のプログラムに従って提供される知識を一方的に受容することが中心になっています。しかし、大学での勉学は、自分で問題の所在を明らかにし、自発的に思考をめぐらし、しかもその結果を自らの言葉で表現することを基本とします。こうした大学での学びの姿勢を修得するのが、「WRD」という科目です。
 「WRD」では、大学での学びの姿勢として、一方的に知識を与えられるのではなく、学生が授業に主体的に取り組み、実践的な訓練を行うことを通して、3つの基礎的な能力を主体的に身につけていくことを目的としています。
 今回は、「学生が4000字のみごとなレポート書いてくるんですけど」と題して、国語辞典の編纂者で『三省堂国語辞典』編集委員であり、大学の初年次教育において文章表現教育にも携わっている飯間浩明先生をお迎えし、飯間先生の授業実践についてご講演いただきながら、大学における表現教育について思考を深める場にしたいと思います。なお、飯間先生による問題提起の講演概要は、以下の通りです。

【講演概要】大学で習得すべき能力のうち、主要なもののひとつが論理的な文章を書くことだ。資料を踏まえて、客観的に述べ、説得力のある結論に導く。この作業を学生が自力でできるようにするため、私は自分の授業に次の3つの要素を入れた:「単純な方法」「みんなで見せっこ」「反復学習」の3つ。まず、「クイズ文形式」という単純な骨格を示し、それに基づいて構想を立てさせる。また、受講者たちが書いた構成案や文章の下書きなどは、すべてプリントして配布し、全員が読めるようにする。さらに、時間の許すかぎり、それらの文章をみんなで順番に読んでいき、論理展開が妥当かどうかを吟味する、ということを繰り返す。最終的には約4000字のレポートを提出させるが、多くは論理的で説得力のあるみごとな文章になっている。ワークショップでは、その文章の実例を紹介しつつ、私の授業の3要素について説明する。

登壇者の紹介

飯間 浩明(いいま ひろあき)
 1967年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、早稲田大学・成城大学非常勤講師。『三省堂国語辞典』編集委員。専攻は日本語学。
 著書に、『伝わるシンプル文章術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018)、『国語辞典のゆくえ 』(NHK出版、2017)、『辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術』(PHP新書、2015)、『辞書を編む』(光文社新書、2013)、『非論理的な人のための論理的な文章の書き方入門』(ディスカヴァー携書、2008)、ほか多数。
 放送では、NHKEテレ「どうも! にほんご講座です。」(2011~2013)の講師を、「使える! 伝わる にほんご」(2015~2016)の総合監修を担当。
 最近では、「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合、2018年6月11日放映)にて、密着取材を受ける。

参加申込方法

 事前申込などの必要はありません。直接会場にお越し下さい。参加費無料。

主催
成城大学共通教育研究センター
Tel:03-3482-9556(直通)
e-mail: kyotsu [at] seijo.ac.jp
*メール送信時は[at]を@に置き換えてください

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