「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ

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2017年度 春夏講座
01) フランス現代作家の自伝を読む — 20世紀が語り出す —

講師
文芸学部教授
有田 英也
[ありた・ひでや]
定員
25名
受講料
12,000円
日程
月曜日 18:30~19:50 (講座:全6回)
(1) 5/8 (2) 5/15 (3) 5/29 (4) 6/12 (5) 6/19 (6) 7/3

文芸学部教授<br/>
有田 英也<br/>
[ありた・ひでや]

講義内容

20世紀は極端な時代でした。フランス現代作家の自叙伝や回想録を、翻訳で読んでみると、社会の変化が描かれています。作家には政治家や起業家のように、世に伝えたい業績や事件の真相はありませんが、どこにでもいる普通の子どもが、ペンで生きる人になった経緯を書くのです。自分を探しあてたからこそ書けるようになったのに、ふたたび自分を失くすために紙の中へ旅出つのはなぜでしょうか。

各回テーマ

(1) 聖アウグスチヌスでもなく、ルソーでもなく

(2) ボーヴォワールの『娘時代』:父の出征と「銃後」の少女

(3) サルトルの『言葉』:神童にして劣等生

(4) デュラスの『愛人』:故郷喪失者の文学

(5) サロートの『生い立ち(幼年時代)』:独仏語を話すロシア生まれの少女

(6) インタヴューを読む:自叙伝が作家にもたらした名声と苦行

講師紹介

専攻:フランス文学、現代ユダヤ研究
日本とパリの大学で勉強した作家たちは、政治的に敗者の部類で、自己弁護のために回想録や自伝を書きました。それで自伝文学に興味を持ちました。その後、ユダヤ系作家が幼年時代を回想する文章を読むようになり、今は写真と自伝の関係について考えています。

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成城大学 企画調整室 (「成城 学びの森」事務局)
〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20 Tel.03-3482-9031 Fax.03-3482-9467

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