「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ
講義内容
日本からやや遠く離れた遠い国の歴史や文化について考えを練り、思索を巡らすことは、精神を生き生きとリフレッシュさせる実に素晴らしい手段である。本年はショパンの生誕200周年を迎えるにあたり、中世から近世のポーランドを中心に学んだ09年度に続き、本年度は亡国と外国支配下という最もポーランドにとって激動の時代を、主として19世紀のロマン主義時代を取り上げ、資料を交え、また聴講者の皆様の関心を踏まえ、対話を重ねながら学習してみたい。
各回テーマ
(1)三国分割の時代
(2)ミツキェーヴィッチ
(3)ミツキェーヴィッチ ショパン
(4)スウォヴァツキ
(5)スウォヴァツキ
(6)クラシンスキ ノルヴィド クラシェフスキ マテイコ
講師紹介
専攻 : 中欧地域研究・スラヴ文化史・比較文化論長野市生まれ。東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。ワルシャワ、モスクワ、オデッサ、ソフィア大学等に通算4年以上遊学。ポーランド・ロシア 19世紀文学を中心としつつ、外国人の日本体験と日本観、日本人の外国体験と外国観、異文化体験と交流にも興味と関心を抱く。