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  • 2024.05.24

    スポーツ庁「令和6年度 ポストスポーツ・フォー・トゥモロー推進事業」(スポーツにおけるジェンダー平等推進事業)に選定されました

 この度、成城大学研究機構スポーツとジェンダー平等国際研究センター(SGE:International Research Center for Sport and Gender Equality)が、スポーツ庁「令和6年度 ポストスポーツ・フォー・トゥモロー推進事業」(スポーツにおけるジェンダー平等推進事業)の受託先に選定されました。本事業は昨年度から続けての選定となります。

 本事業は、日本政府が東京2020オリンピック・パラリンピック大会に向けて推進してきたスポーツ・フォー・トゥモロー (SFT)*のレガシーを継承し、日本の強みを活かしたスポーツ国際協力をさらに発展させることを目的に実施されるものです。
 スポーツ庁では、日ASEANスポーツ大臣会合での合意事項の履行の一環として、ASEANにおけるスポーツを通じたジェンダーの推進に取り組んでおり、本事業では、ASEAN諸国における各国の実情を踏まえつつ、ジェンダー視点を入れたスポーツ政策立案支援を通じて、女性のスポーツ実施率の向上やジェンダー平等の推進の実現を目指します。

 SGEは昨年から、4年間の事業計画を提案。今年度は、各国のジェンダーに関する課題特定のための調査研究、ASEAN10か国政府が自国のスポーツ政策におけるジェンダー平等をモニタリングするためのデータ収集ができるようになるための伴走支援やワークショップの実施、日本政府とASEANの取り組みの国内外への発信などを行います。

 SGEは、本事業を通じて、センターの目的である、多様なジェンダー/多様な性の平等やそのための国際協力、連携を実現するスポーツの役割や潜在力を研究し、当該分野への国際的な学術貢献を目指します。

今年度の受託について


成城大学研究機構スポーツとジェンダー平等国際研究センター
副センター長 (当該事業 事業リーダー)野口亜弥


昨年度に続き、継続して本事業に携われることをSGE一同嬉しく思うとともに身を引き締めて2年目の計画を進めていきたいと思っております。2024年度は各国の関心や課題意識に沿った伴走ができるよう、各国とのコミュニケーションを密にしていくとともに、ASEAN10か国一緒に進められている利点を活かし各国が刺激しあえるように、各国の進捗の見える化に力を入れていきたいと思います。また、ASEAN諸国の取り組みをきちんと国際的な議論の場でも発信できるような機会を創出できたらと思っております。

 
*スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)
 東京 2020 大会に向けて 2014 年に始まった、スポーツを通じた国際貢献イニシアチブ。スポーツ庁等が主導する官民連携コンソーシアムを通じ、これまで 204 の国・地域の約 1,300 万人(※2014 年 1 月~2022 年 3 月末)にスポーツの価値を届けてきた。
 新たなフェーズに入ったSFTでは、構築された官民協働体制やこれまでの取組を東京 2020大会のレガシーとして継承し、引き続きスポーツを通じた国際協力による日本の存在感を示す取組を発展的に実施していくとともに、日本の強みを活かしたスポーツ分野の国際協力事業を通じて SDGs にも貢献していくもの。

成城大学 スポーツとジェンダー平等国際研究センター(SGE)について
https://www.seijo.ac.jp/research/sge/index.html
日ASEAN スポーツにおけるジェンダー平等推進事業
https://www.seijo.ac.jp/research/sge/aseanjapan/
Sport For Tomorrow
https://www.sport4tomorrow.jpnsport.go.jp/jp/