11月14日（火）、世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所長の澤井智毅氏が成城大学に来訪され、以前より親交のある社会イノベーション学部の谷治和文教授が担当する授業科目「国際協力·開発イノベーション論」にて講演を行っていただきました。ご講演後は、学長室にて杉本義行学長および遠藤健哉社会イノベーション学部長と懇談されました。国連の専門機関であるWIPO日本事務所は、知的財産制度の意義や役割を多方面に発信する活動をしており、WIPO日本事務所では、今年の世界知的財産記念の日に先立ち「女性と知財：イノベーション」というイベントを実施されたとのお話があり、これに対して杉本学長からは、本学創立者の澤柳政太郎先生も、かつて東北帝国大学初代総長時代に、初めて女性に帝国大学の門戸を開いたことが話題にあがり、社会における女性の更なる活躍の後押しや、多様性を尊重する社会の実現について有意義な意見交換となりました。