-
成城大学について
-
学部・大学院/教育支援
-
研究
-
社会貢献・生涯学習
-
キャリア
-
国際交流
-
学生生活
-
-
教員紹介
青木 健准教授
あおき たけしTakeshi Aoki
- 経済学研究科 / 経済学専攻
- 職位:
- 准教授
- 学位:
- 博士号(経済学),2014年7月
- 専門分野:
- 日本経済史
- 主な担当科目:
- <博士課程前期>日本経済史研究A・B,日本経済史演習A・B
<博士課程後期>日本経済史特殊研究A・B
- 演習テーマ:
- 近現代日本の林業経済史
- 研究内容:
- 林業は、年々の光合成で生成された有限のバイオマスを人間が長期の土地利用を通じて収穫・利用するものです。その意味で林業の営みでは、経済活動における持続可能性がもっとも早くから意識されてきました。この林業のあり方が日本で歴史的にいかに変遷してきたかを研究しています。
主たる研究対象は近代日本の地域社会での林業やその実践にあたる技術者育成の歴史ですが、最近では、東アジアにおける木材貿易や各国の林業の歴史などにも視野や関心の領域を広げています。
- 略歴:
- 2014年7月、慶應義塾大学経済学研究科から博士号(経済学)を取得。
2019年4月より成城大学。
- 主要業績:
- ・「第四章 永田家の森林管理—昭和戦前期の山守たちの活動に着目して」中西聡編著『近代吉野林業と地域社会—廣瀬屋永田家の事業展開』日本経済評論社,2024年.
・「第四章 明治末期の中等林業学校からの人材輩出と地域-開校初期の木曾山林学校の校友会報の分析を手掛かりに」佐藤健太郎・荻山正浩編著『公正の遍歴-近代日本の地域と国家』吉田書店、2022年。
・「近代日本の国有林野経営の展開と私権的利用の意義ー秋田営林局管内の町村を事例にしてー」佐藤健太郎・荻山正浩・山口道弘編著『公正から問う近代日本史』吉田書店、2019年。
・「第六章 近代日本の国有林野制度の定着過程と地域社会—福島県東白川郡鮫川村の事例」松沢裕作編『森林と権力の比較史』勉誠出版、2019年。
・“The Role of Villagers in Domain and State Forest Management: Japan's Path from Tokugawa Period to the Early Twentieth Century” in Masayuki Tanimoto and R. Bin Wong eds. Public Goods Provision in the Early Modern Economy: Comparative Perspectives from Japan, China, and Europe, Oakland: University of California Press, 2019. DOI: https://doi.org/10.1525/luminos.63
・「共有林経営の展開と拡大造林—長野県飯田市山本区の事例(1950—1980年)」『歴史と経済』第232号、政治経済学・経済史学会、2016年。
・「共有林経営の展開と戦後緊急開拓計画—長野県下伊那郡山本村の事例」『日本史研究』第609号、日本史研究会、2013年。
- 所属学会:
- 政治経済学・経済史学会、社会経済史学会