成城大学

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経済学専攻

教員紹介

林 幸司教授

はやし こうじKoji Hayashi

経済学研究科 / 経済学専攻
職位:
教授
学位:
博士(社会学),一橋大学,2006年03月修士(社会学),一橋大学,2001年03月学士(文学),立命館大学,1998年03月
専門分野:
東洋経済史
主な担当科目:
<博士課程前期>東洋経済史研究A,東洋経済史研究B,東洋経済史演習
演習テーマ:
近代中国における通貨制度の変容過程
研究内容:
銀行史や商業史の視点から、19世紀〜20世紀の中国における社会経済的変容について研究しています。近年では、①銀行と同業者団体の関係、②商業教育と近代化、などのテーマに取り組んでいます。
略歴:
2006年、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)
2011年より成城大学
主要業績:
・『Studies on the Chinese Economy During the Mao Era』Singapore : Springer , 2022(共著)
・『毛沢東時代の経済:改革開放の源流をさぐる』名古屋大学出版会, 2021年(共著)
・『近代中国民間銀行的誕生』北京:社会科学文献出版社,2019年
・『近代中国と銀行の誕生——金融恐慌、日中戦争、そして社会主義へ』御茶の水書房、2009年【第4回樫山純三賞受賞】
・「アメリカの台湾援助再考——歴史的視点から」『成城大学経済研究』第239号,2023年
・「聖公会系ミッションスクールと経済学部設置-桃山学院所蔵史料をもとに—」『成城大学経済研究』236号 , 2022年
・「1930年代重慶における新興企業の設立—経済官僚の出現と銀行業界の関連から—」『成城大学経済研究』第230号、2020年
・「近代中国経済史研究とアメリカ聖公会アーカイヴ」『成城大学経済研究』第227号、2020年
・「1920年代、上海における宣教ミッションと、高等商業教育—上海セント・ジョン大学の事例から—」『歴史と経済』245号、2019年
・From, “Guild” to “Chamber of Commerce” : Bankers and Commercial Associations in 1950s Chongqing, Seijo University Economic Papers, No.222, Dec2018.
・「日中戦争下の銀行業——抗戦首都重慶における経済制度変容の視点から」『成城大学経済研究所研究報告』83、2018年
・「近代中国における経済制度の再検討——重慶における手形交換を中心に」『成城大学経済研究』第218号、2017年
・「あるアメリカ人経済学者と近代中国の出会い——若き日のC.Fリーマー——」『成城大学経済研究』第216号、2017年
・「近代中国高等商業教育之黎明」『第一届中華民国青年論壇論文集』中国社会科学院近代史研究所、2016年
・「日中戦争と重慶銀行業」久保亨・波多野澄雄・西村成雄編『戦時期中国の経済発展と社会変容』(日中戦争の国際共同研究5)、慶応義塾大学出版会、2014年
・「日中戦争与重慶銀行業」『抗日戦争研究』総第90期、2013年
・「大戦後台湾における同郷会組織の形成——四川人の移動と人脈形成を中心として」『成城大学経済研究』第200号、2013年
・「高河店における工商業の展開」三谷孝編著『中国内陸における農村変革と地域社会——山西省臨汾市近郊農村の変容』御茶の水書房、2011年
・「1930年代、重慶における銀行設立ブームと『銀行業界』の形成」『中国経済研究』6巻1号、2009年
・「国民政府の大後方建設と地方民間銀行(1935~1945)」『現代中国』第81号、2007年
・「『解放』後の重慶における工商業団体の設立過程——重慶市工商業聯合会籌備委員会を中心に——」『アジア研究』第53巻第2号、2007年
・「日中戦後の民間銀行——重慶聚興誠銀行:1945~1949——」『一橋論叢』第134巻第2号、2005年
・「中国共産党による公営企業の接収過程——重慶における『省・市銀行』を例として——」『中国研究論叢』第4号、2004年
・「『解放』後の重慶における私営企業の接収過程——楊家、聚興誠銀行、中国共産党——」『アジア経済』第44巻12号、2004年
・「建国初期中国共産党による都市『接管』工作について——重慶市を中心に——」『中国研究月報』649号、2003年
所属学会:
政治経済学・経済史学会、社会経済史学会、金融学会、歴史学研究会、中国経済学会、史学会、経営史学会、現代中国学会、中国現代史研究会