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教員紹介
立川 潔
教授
たちかわ きよし
Kiyoshi Tachikawa
経済学研究科 / 経済学専攻
職位:
教授
学位:
修士(経済学),中央大学,1982年03月
専門分野:
経済学史
主な担当科目:
<博士課程前期>経済学史研究A、経済学史研究B、経済学史演習
<博士課程後期>経済学史特殊研究A、経済学史特殊研究B、経済学史演習
演習テーマ:
18世紀および19世紀ブリテンの経済思想
研究内容:
18世紀後半以降イギリスで, 経済学は新しいパラダイムとして大きな影響力をもちはじめました. 私の研究は, この時期の経済学的な考え方の受容と反発を調べることで, 経済学という学問の性格を考えてみることです.
略歴:
1980年, 慶応義塾大学経済学部卒業
1987年, 中央大学大学院経済学科博士課程後期課程中退
1994年より成城大学
主要業績:
・『国富論』における過剰取引と市場の不安性『思想』,2023年.
・『国富論』における過剰取引(overtrading)—経済に内在する不安定性の認識』,成城大学『経済研究』第239号, 2023年.
・「『国富論』における不確実性と投機」,成城大学『社会イノベーション研究』第17巻,第1号,2022年.
・「エドマンド・バーク社会思想の基底としての土地所有:法定相続不動産としての自由と国制」『経済研究所年報』No.33,2020年.
・「エドマンド・バークの経済的自由主義—自由な市場と階層的社会秩序—」成城大学『経済研究』第230号,2020年.
・「エドマンド・バークの社会思想とコモン・ローの基礎理念-法的身分関係と「自由の拡大と繁栄の増進」-」,成城大学『経済研究』第221号,2018年.
・「エドマンド・バークの社会認識とコモン・ローにおける身分概念」,成城大学『経済研究』第218号,2017年.
・「経済思想(2)—財産の原理と公信用」『バーク読本—<保守主義の父>再考のために』昭和堂,2017年.
・「エドマンド・バークにおける市場と統治−自然権思想批判としての『穀物不足に関する思索と議論』」,成城大学経済研究所『研究報告』第67号,2014年.
・「モラリストとしてのミル父子」,成城大学『経済研究』第195号,2012年.
・「守護者としてのS.T.コウルリッジ−感覚主義批判と万人の平等−」(上)(下),成城大学『経済研究』第193号,194号,2011年.
・「若きコウルリッジの道徳および政治思想」(上)(下),成城大学『経済研究』
175・176合併号,177・178合併号,2007年.
・「市民的自由と洗練された習俗−ジョウゼフ・プリーストリと近代ヨーロッパ君主政−」,中央大学『経済学論纂』第44巻,2004年.
・「ベンサムは設計主義者か?−理性と偏見−」,成城大学『経済研究』第160号,2003年.
・「若きS.T.コウルリッジの急進主義思想(上)−ブリストル道徳政治講義の啓示宗教的基礎−」,成城大学経済研究所『研究報告』第30号,2001年.
・「J.S.ミルのリベラリズム批判−社会再生における権威の必要性の認識−」,成城大学経済研究所『研究報告』第16号,1998年.
所属学会:
経済学史学会,社会思想史学会,経済理論学会,日本イギリス哲学会,日本アイルランド協会
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