成城大学

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都築ゼミ

パーソナリティ、教育、モチベーション、異文化、コミュニケーション

 各自が関心を持つ心理学の領域における研究を深めると同時に、ゼミでの活動を通じて実生活やキャリアに役立つスキルを習得することに重点を置いています。特に、グループワークやプレゼンテーション能力の向上に注力し、コミュニケーション力、批判的思考力、創造的思考力を鍛えます。
 授業は、学生によるプレゼンテーションやディスカッションが中心で、フィードバックを通じて相互の成長を促進します。授業の企画・進行は主に2、3人のグループの担当者が行います。担当者は、ゼミ生がアクティブに楽しみながら体験的に学ぶことができるようなグループワークやディスカッションを企画し、各学生それぞれの多様な視点を引き出せるような授業を創ります。これにより、効果的な意見の伝達や多角的な議論を展開する方法を学びます。ゼミでは、リーダーシップやチームワークに関するスキル、新しいアイデアを提案する能力を伸ばすことができます。
 文献は学生の興味に応じて選ばれますが、パーソナリティ心理学、教育心理学、モチベーション、心理測定、異文化間コミュニケーションなどの分野に関心をもつ学生が多く、これまで使用されてきたテキストには、『内向型人間の時代—社会を変える静かな人の力』(スーザン・ケイン)、『人を伸ばす力—内発と自律のすすめ』(エドワード・デシ & リチャード・フラスト)、『嫌われる勇気』(岸見一郎)、『6つの帽子思考法—視点を変えると会議も変わる』(エドワード・デ・ボーノ)、『心理テストはウソでした』(村上宣寛)、『ハーバードの心理学講義』(ブライアン・リトル)、などがあります。

卒業研究題目

  • 大学生におけるキャリア模索とアイデンティティの達成
  • リーダーシップとフォロワーのパーソナリティ~部活ではどんなリーダーが望まれているのか~
  • 公務員志望者の動機づけ~公務員試験合格者へのインタビューを通じて~
  • 留学先における適応とパーソナリティ~イギリスとアメリカの差異~ 
  • 韓国人と日本人とのコミュニケーションにおける差異

担当教員主要業績

  • ボランティア・リーダーシップの継続プロセスとモチベーション
  • 大学生のオンライン授業に対する評価とパーソナリティ特性との関連
  • 賛否の分かれる身近な社会問題に対する大学生の思考プロセスの分析  
  • 管理者のストラクチャー行動と部下の職務満足感の関係を調整する部下のパーソナリティタイプの変数についての考察 
  • Naikan therapy and person-centered therapy: Ethnocentric approaches to treatment in a bi-cultural Japan