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心理社会学科

教員紹介

稲垣 佑典准教授

いながき ゆうすけYusuke Inagaki

社会イノベーション学部 / 心理社会学科
職位:
准教授
専門分野:
計量社会学、社会心理学、計算社会科学
主な担当科目:
データサイエンス基礎、データアナリティクス基礎
最近の研究テーマ:
Web調査、デジタル実験、サティスファイシング研究
研究内容:
人びとの意識や行動の実態を探るための手法として、これまで調査や実験というものが用いられてきました。また、インターネットの普及とIT・IoT技術の発展により、現在では、調査や実験をオンラインでどこにいても実施できるようになりました。ただし、そこで取得できる情報は、必ずしも有用なものばかりとは限りません。なぜならば、対面で行われる訪問面接調査や実験室実験とは異なり、その場に立ち会う人がいないことで、ウソや手抜きの報告をしたり真剣に実験に参加しない人が出たりするようになったからです。そのようなデータを分析しても、残念ながら信頼できる研究結果を得ることは難しいでしょう。
この問題に対して、不適切な回答データにはどういった特徴があるのか、それらが結果に悪い影響を及ぼさないようにするには、どうすれば良いのかということを調べています。また、信頼感や政治意識の形成、社会格差がどのように生まれるのかという社会的メカニズムについても関心があり、上述のテーマについてデータサイエンスの技法を取り入れながら研究を行っています。 
受験生へのメッセージ:
イノベーションを起こすには、世の中の人の暮らしぶりを知り、そこで何が求められているのかを正確に把握することが不可欠です。そのための知識と技術を成城大学で学んでみませんか?
略歴:
2014年 博士(文学) ( 東北大学 )
2023年 成城大学 社会イノベーション学部/データサイエンス教育研究センター 准教授                                                              
【社会的活動】
日本行動計量学会, 広報委会インターネット小委員会委員
日本計画行政学会, 編集出版委員
【受賞歴】
2010年度日本社会心理学会優秀論文賞
日本計画行政学会論文賞
日本計画行政学会第四十一回全国大会優秀発表賞
主要業績:
研究者情報参照
所属学会:
数理社会学会、日本社会心理学会、日本行動計量学会、日本計画行政学会、日本世論調査協会