成城大学

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文芸学部

教員紹介

塙 幸枝准教授

ばん ゆきえYukie Ban

文芸学部 / 学部共通教員
職位:
准教授
専門分野:
コミュニケーション学、メディア論
主な担当科目:
WRD、成城学、現代社会論
最近の研究テーマ:
テレビにおける障害者表象、笑いとコミュニケーション
研究内容:
テレビにおける障害者表象の分析をつうじて、社会的・歴史的な障害観の変遷や、障害をめぐる社会問題を研究しています。とくに「障害者と笑い」の関係を焦点化することで、障害者が置かれた社会状況を探るとともに、現代的なコミュニケーション行為や振舞いの意味についても考えています。
略歴:
国際基督教大学大学院 アーツ・サイエンス研究科 アーツ・サイエンス専攻博士後期課程修了、2018年3月
主要業績:
・『メディア・リミックス——表現・経済・社会から考えるメディア条件の以前/以後(ビフォー/アフター)』(共著、担当:「第4章 笑いのリミックス——コンプライアンス社会と「痛みを伴う笑い」」)2023年、ナカニシヤ出版
・『コンテンツのメディア論——コンテンツの循環とそこから派生するコミュニケーション』(共著)2022年、新曜社
・『よくわかる観光コミュニケーション論』(共著、担当:「Ⅶ. 5. コード」「Ⅶ. 6. 高コンテクスト性/低コンテクスト性」「Ⅷ. 2. 異文化理解と文化摩擦」「Ⅸ. 2. ロボット」)2022年、ミネルヴァ書房
・『ゆるレポ——卒論・レポートに役立つ「現代社会」と「メディア・コンテンツ」に関する40の研究』(共著、担当:「第34章 コミュニケーションとしての『お笑い』」)2021年、人文書院
・『〈みる/みられる〉のメディア論——理論・技術・表象・社会から考える視覚関係』(共著、担当:「第7章 アイドルコンテンツ視聴をめぐるスコピック・レジーム——マルチアングル機能とVR機能が見せるもの」)、2021年、ナカニシヤ出版
・『早稲田文学増刊号——「笑い」はどこから来るのか?』(共著、担当:「「許容のコミュニケーション」としての笑い——おもしろいから笑うのか、笑うことでおもしろくするのか」)2019年、早稲田文学会
・『メディアコミュニケーション学講義——記号/メディア/コミュニケーションから考える人間と文化』(共著)2019年、ナカニシヤ出版
・『グローバル社会における異文化コミュニケーション——身近な「異」から考える』(共編著)2019年、三修社
・『大学的和歌山ガイド——こだわりの歩き方』(共著、担当:「コラム——丹生神社の笑い祭」)2018年、昭和堂
・『障害者と笑い——障害をめぐるコミュニケーションを拓く』(単著)2018年、新曜社
・『記憶と記録のメディア論』(共著、担当:「第6章 超音波写真と胎児のイメージ——記録としての医学写真から記憶としての家族写真へ」)2017年、ナカニシヤ出版
・『メディア文化論[第2版]——想像力の現在』(共著、担当:「第9章 写真における障害者の身体——「最後の人々」から「ポジティヴ・エクスポージャー」へ」)2017年、ナカニシヤ出版
・『よくわかるヘルス・コミュニケーション』(共著)2016年、ミネルヴァ書房
・『ショッピングモールと地域──地域社会と現代文化』(共著、担当:「第10章 ショッピングモールにおける記号としてのユニバーサルデザイン——「すべての人々」をめぐる同化と異化の装置」)2016年、ナカニシヤ出版
・『理論で読むメディア文化——「今」を理解するためのリテラシー』(共著、担当:「第8章 お笑いの視聴における「(多様な)読み」は可能なのか——ホールの「エンコーディング/デコーディング」理論から」)2016年、新曜社
・『空間とメディア——場所の記憶・移動・リアリティ』(共著、担当:「第9章 メディアによる伝統の再編——日高川町の「笑い祭」におけるオーセンティシティの諸相」)2015年、ナカニシヤ出版
所属学会:
日本コミュニケーション学会、障害学会、カルチュラル・スタディーズ学会、日本記号学会、観光学術学会