成城大学

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林ゼミ

歴史から見る近現代アジア地域の経済・社会

 1980年代以降、中国経済は飛躍的に発展しています。こうした変化は、いったいどうして起こったのでしょうか。また、何がそれを可能にし、そこにどのような特徴が見出せるのでしょうか。このような問題を考える際には、中国の経済・社会を構成する様々な要素(社会制度や経済システム、人と人とのつながりなど)について、比較的長い時間軸のなかで理解していく必要があるでしょう。そしてこうした理解は、将来みなさんが中国を中心とするアジア地域とかかわりを持っていくうえで、大変重要になります。
 このゼミナールでは、近現代アジア地域の経済・社会について、歴史的アプローチを重視しながら、多面的に理解することを目指します。私の専門分野が中国経済史のため、取り扱う対象は中国・台湾・香港など、いわゆる中華圏が中心となりますが、参加者の関心に応じて、その他アジア地域についても幅広く取り上げていきます。
 2年次ゼミナールは、みなさんのアジア地域経済研究の入り口です。各種入門書や新書、新聞の経済記事などを用いて、これから参加者が卒業までに取り組んでいく課題の発見をめざします。
 3年次ゼミナールでは、参加者それぞれの課題にしたがって、より専門的な知識を取り入れ、研究の方法を学びます。また、中国語・英語などの史料読解にも挑戦していきます。
 4年次ゼミナールでは、各自の研究テーマに従って、卒業論文の作成に取り組んでいきます。
 参加者の報告が主体ですので、無断欠席は厳禁です。また、合宿や研修旅行なども行いたいと考えていますので、これらの企画に積極的に参加してください。
 アジアの経済・社会問題に関心を持ち、好奇心旺盛で活溌な学生の参加を期待しています。

東洋経済史ゼミ履修モデル
(林ゼミ)