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  • 2017.10.11

    科学リテラシーはどこまで必要か - 公開講演「いま、教養教育を問う」第5回を開催

成城学園創立100周年・成城大学共通教育研究センター開設10周年を記念して、共通教育研究センターの教員がコーディネートする公開講演シリーズ「いま、教養教育を問う」。10月7日(土)に第5回を開催しました。
1年間にわたって開催してきた全5回シリーズの最終回に講師としてお迎えしたのは、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構 特任講師の標葉靖子氏。「科学リテラシーはどこまで必要か」という演題で講演していただきました。標葉氏は、企業の中で多様な科学技術の専門家と協業していくうちに、専門知と専門外の人々との「壁」を感じ、科学教育のあり方へ目を向け始めたそうです。

様々な生活場面で専門知識を持たずに高度な科学技術を利用している今日、社会の一員として科学や技術にどういう姿勢で向き合うべきか、日米の科学技術理解促進活動の歴史を交えながらお話しいただきました。そして、高度化する知識と大衆化する技術の橋渡しとして、専門知とは異なる「科学コミュニケーション」の必要性を提唱されました。また、初年次教育や教養教育における科学リテラシーの重要性も確認されました。今回の講演は、科学リテラシーのみならず、知識そのものの有り様の変化についても考えさせられる講演でした。

第5回:科学リテラシーはどこまで必要か

日 時:2017年10月7日(土)15:30~17:30
会 場:成城大学 3 号館 311 教室
講 演:標葉 靖子(東京大学教養学部附属教養教育高度化機構 特任講師)
討論者:山本 敦久(成城大学准教授)
司 会:東谷 護(成城大学教授)

これまでの講演

開催日 題目 講演者 聴講記
第1回
2016年10月15日(土)
「専門家」という甘えの構造 佐藤 良明
(放送大学教授、東京大学名誉教授)
聴講記
第2回
2017年3月4日(土)
教養教育をどうとらえるか
-歴史的視点から考える-

森 利枝
(大学改革支援・学位授与機構教授)
聴講記
第3回
2017年5月13日(土)
狭い音楽観からの解放 小島 美子
(国立歴史民俗博物館名誉教授)
聴講記
第4回
2017年7月15日(土)
メディア報道を読み解く技法 伊藤 守
(早稲田大学教授)
聴講記

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