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体験レポート

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生活する上で不都合なことも、留学したからこそ体験できることであり、全部含めてフランスについてより知ることができた

経済学部経済学科
M.H

幼い頃フランスに旅行をした時から、フランスの街並みや街の飾り方、街に響き渡るフランス語の語感などが大好きになり、フランス語を習い始めました。
成城学園高校出身だったので、その時から交換留学に関心があり、大学に進学してからは本格的に留学を意識しました。交換留学でフランスに行く場合、ストラスブール大学しかありませんでした。それでも、交換留学に拘った理由は授業をフランス語で受けたかったからです。
交換留学生選考会に通らない限り留学できないので、念には念を入れて準備をしました。冬に面接をして留学できると決まった時は本当に嬉しく安心しました。


8月に出発し、ストラスブールに着いてからは授業も始まりました。授業では留学生のクラスではなく、現地の学生と同様に参加するので、答えられないことや理解できないこともありました。それでも、実際のフランスの大学の授業を受けられることの喜びが大きかったです。FLEという外国人のためのフランス語の授業もとりましたが、少人数で学期の終わりには先生も一緒に食事をして、とってもフレンドリーで印象深い授業でした。

現地での生活では、沢山のフランスらしい側面を見ることができました。ストライキや暴動などが高頻度で起こり、時には生活する上で不都合なこともありますが、留学したからこそ体験できることであり、良いこともそうでないことも全部含めてフランスについてより知ることができて嬉しかったです。

最初にストラスブール大学しか選択技がなかったと書きましたが、留学を終えて、本当にストラスブールに留学をすることが出来て良かったと思っています。街のあちらこちらから香るVin chaudの香りを感じながら伝統あるストラスブールのクリスマスを満喫したり、街に溢れるアルザスならではなことを堪能した日々、そして物凄く寒く雪が降った日のこと、何気ない1日でさえも振り返れば本当に貴重な時間で、留学を終えて帰る時には、初めてストラスブールに来た日に戻りたいとすら思いました。今ではストラスブールの街が大好きです。

最後に、留学を通して、改めて、フランス語を続けてきてよかったと思っています。
英語は世界のどこでも通じて便利ですが、やはり留学に行くと様々な場面で、現地の言葉で話すことの大切さと、話せることに喜びを感じました。
留学を終えた今、さらにフランスに魅了され、これからも追及していきたいと思っています