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2024.05.28
5月15日(水)、ブルガリア・ソフィア大学総長 ゲオルギー・ヴァルチェフ氏をはじめ、ソフィア大学教員およびブルガリア大使館館員9名の方が成城大学に来訪され、両大学教員の懇談を行いました。
今回の来訪は、上杉富之文芸学部教授がグローカル研究センター長を務めていた十数年前、ゲルガナ・ペトコヴァ教授(現ソフィア大学・古典・現代言語学部長)が研究員として成城大学に在籍され、両教授が親交を深めたことが機縁となり実現しました。
ソフィア大学は設置学部数16、学生数は約2万人、今年創立136年を迎える、ブルガリアで最も古く、歴史ある大学です。
ソフィア大学では日本語を含め、多くの言語が学ばれています。ゲオルギー・ヴァルチェフ氏は「互いの文化への理解を深め、将来的には共同研究を進めていきたい」と展望を述べられ、杉本学長も「今回の来訪をきっかけとして、両大学の研究・教育において交流が深まることを期待している」と話しました。また、ゲオルギー・ヴァルチェフ氏より「近年新たなテクノロジーが発展する中で、教育の在り方をどのように変えていくかは世界共通の課題である」との発言があり、ソフィア大学と成城大学がどのように連携・協力しながら課題解決していけるか、意見交換がなされました。
今後、さまざまな場面で両大学の交流や学び合いが実現することを目指して話し合いを続けていきます。
今後の連携に向けて意見交換の様子
民俗学研究所もご見学いただきました