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学生生活

  • 2023.06.08

    学生のアイデアが学食メニューで実現!プラントベースフードメニューの販売がスタートしました

 植物由来の原材料のみを使用したプラントベースフードによるメニューが学生食堂で発売開始しました。5月30日(火)に第1弾となる「ビビンバ丼」(440円)、6月2日(金)に第2弾となる「ベジモチ揚げと甘酢あん炒め」(550円)が販売されました。プラントベースフードとは、動物性食品を使用しないことから、ベジタリアン、ヴィーガンの方でも安心して食べられる食品です。
 学食のプラントベースメニュー導入は、成城大学法学部2年生の遠藤海凪斗さん、前田みづきさんのアイデアからスタートしています。大学入学当初、学食にベジタリアンやヴィーガンの学生が食べられるメニューが1つもないことを知り、食においても「バリアフリー」の必要性を実感した遠藤さん、前田さんは、当時学内で募集していた成城大学学長賞懸賞コンペティションに応募。「100万円以内で成城大学食環境を改善しよう」というテーマのもと17チームでアイデアとプレゼン力を競い、見事最優秀賞に輝きました。コンペティションでの第1位獲得を機に「成城大学プラントベースプロジェクト」を立ち上げ、すでに大学売店での新商品「VEGAN NOODLES」の導入を実現し、この春より学食でのプラントベースメニュー導入に向けて準備を進めてきました。
 プラントベースによる新メニューの開発は、学生食堂のシェフと相談し、学食の既存メニューと被らない料理選びや、プラントベースの食品を初めて食べる人にも違和感のない味付け、特に大豆ミートを使用した今回のメニューでは、大豆特有のにおいや味が気にならないように濃い目の味付けにすることを工夫したそうです。味付けだけなく盛り付けにも遠藤さん、前田さんがシェフとアイデアを出し合いながら試作を重ね、今回発売された2品が完成しました。新メニュー発売当日は遠藤さん、前田さんが販売状況の確認に学食へ。「乳・卵アレルギーがあって、学食で食べられるメニューがいままで無かった。プラントベースフードメニューの発売は本当に嬉しい!」と学食で新メニューを購入した学生から声をかけられたり、準備した数量が完売となるなど、新メニュー初日の発売は手ごたえが感じられました。「動物性由来の食品にアレルギーを持つ方やヴィーガンの方など、プラントベースの食事を必要とする人がいます。成城生のみなさんにも知ってもらい、アンケートなどで新メニューの要望などを聞きながら、将来的には他大学とも協力してプラントベース学食を広めていきたいです」と抱負を語ってくれました。6月6日以降は火曜日・木曜日に販売します。人にも環境にも体にも優しいプラントベースフードメニュー、学食で見かけたらぜひ試してみてください。

[6月8日追記]販売日は当初火曜日・金曜日の予定でしたが火曜日・木曜日に変更しました。

  • プラントベースフードの学食メニュー導入の発案者、遠藤さん(左)と前田さん(右)
    プラントベースフードの学食メニュー導入の発案者、遠藤さん(左)と前田さん(右)

  • プラントベースメニューを頼んだ人には、学生手作りのこちらのカードが添えられます
    プラントベースメニューを頼んだ人には、学生手作りのこちらのカードが添えられます

  • スパイスの効いたしっかりした味付けの大豆ミートにシャキシャキした野菜が添えられ、ボリュームもあり、ヘルシーでありながら満腹感を味わえるビビンバ丼
    スパイスの効いたしっかりした味付けの大豆ミートにシャキシャキした野菜が添えられ、ボリュームもあり、ヘルシーでありながら満腹感を味わえるビビンバ丼

  • ベジ団子の甘酢あん炒め 大豆ミート、玉ねぎ、コーンにタピオカ粉を加えたちもち食感の新感覚中華。たっぷり野菜と甘酢餡がよく絡みやみつきに!
    ベジ団子の甘酢あん炒め
    大豆ミート、玉ねぎ、コーンにタピオカ粉を加えたちもち食感の新感覚中華。たっぷり野菜と甘酢餡がよく絡みやみつきに!

第2回学長賞懸賞コンペティション2022最終審査結果

成城大学プラントベースプロジェクトInstagram