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2016年度
第2回江戸三味線音楽の源流を尋ねて(対談)

講演者
杵家 弥七 師〈長唄杵家派六世家元〉
都 一中 師〈浄瑠璃一中節十二世家元〉
定員
450名
日程
12月3日(土) 15:00~17:00

杵家 弥七 師〈長唄杵家派六世家元〉<br/>
都 一中 師〈浄瑠璃一中節十二世家元〉

講義内容

一中節は江戸浄瑠璃系三味線音楽の源流として、初世都太夫一中(1650年)により創始されました。
三味線には太棹、中棹、細棹の三種類がありますが、一中節は中棹の三味線を用い、三味線に合わせて浄瑠璃を語るというスタイルを取っています。三味線音楽の中でも特に繊細で優雅な雰囲気を持っており、その音はこれ以上足したり引いたりすることが出来ないほどに洗練され、精緻に組み立てられていると言われています。当日は、その一中節の十二世家元、都一中師においで頂き、軽妙なお話も交えながら、一中節の神髄をお聴き頂きます。また師は、常磐津節の三味線方としてもご活躍ですので、私の細棹三味線を用いた長唄との掛け合い演奏(一曲を二つ以上の三味線音楽がやりとりをしながら演奏する形式)も、お楽しみ頂きたいと存じます。(杵家弥七記)

【第2回講演会アンケートより抜粋】

◆古典芸能の世界の裏話、お二人がこの道を選んだきっかけやエピソードなど、お二人の対談が抜群に面白かった。
◆大変素晴らしい演奏でした。お二方の対談も息が合って楽しいひととき、リズムに乗って笑わせていただきました。
◆堅苦しいイメージを持っていましたが、古典芸能をリードするお二人の幅広いお話を伺って親しみを覚えました。三味線の違い、音階など音を聞きながらの解説はとても興味深く楽しめました。
◆お二方の口調がまるで落語家さんのように江戸調で面白く、粋で楽しいお話でした。演奏はまるで目の前に歌舞伎の玉三郎さんたちがあでやかな踊りを踊っているかのように感じられました。掛け合いの演奏もすばらしく、自然で息の合った演奏でした。
◆お二人の仲睦まじさが伝わる掛け合いのお話は、多岐に亘るもので大変楽しく、また有意義な心に残るお言葉がちりばめられたものでした。
◆両家の「ご家族」による演奏は10年ぶりのめったにない共演とか。貴重なものを聴かせていただきました。

  • 前半は都一中師(左)と杵家弥七師(右)による息の合った対談
    前半は都一中師(左)と杵家弥七師(右)による息の合った対談

  • 後半は演奏での掛け合いから、楽器や音階について解説いただきました
    後半は演奏での掛け合いから、楽器や音階について解説いただきました

お問い合わせ

「成城 学びの森」事務局
〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20 Tel.03-3482-9031 Fax.03-3482-9467

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