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2026.02.25
成城大学スポーツとジェンダー平等国際研究センター(SGE)は、2026年3月5日(木)12:00より、オーストラリア・クイーンズランド州のグリフィス大学 Sport and Gender Equity研究センター(SAGE)と協力し、オンラインセミナーを開催します。本セミナーは、2026年3月1日に開幕するAFC女子アジアカップ・オーストラリア2026の開催を契機として、「アジア太平洋地域におけるフットボールとジェンダー平等:日本・オーストラリア・ニュージーランドの視座から」と題して実施するものです。
本セミナーでは、研究・政策・フットボール実践の専門家が登壇し、女子サッカーの歴史、制度構造、現在直面する課題を多角的に検討します。そして、アジア太平洋地域におけるフットボールとジェンダー平等とは何かを問い直します。
オンラインセミナーの概要
1.セミナータイトル
アジア太平洋州におけるフットボールとジェンダー平等:日本・オーストラリア・ニュージーランドの視座から
英語タイトル:Football, Gender Equity & the Asia–Pacific: Japan–Australia-New Zealand Perspectives
2.日時
2026年3月5日(木)12:00~13:00 (1時間)
3.開催形式
オンライン開催(事前登録制)
※参加登録後に視聴リンクが送付されます。
※言語は英語で行います。AIのリアルタイム翻訳の日本語字幕が表示されます。
4. 参加登録
リンクから参加申し込みをお願いします。
https://app4.vision6.com.au/em/forms/subscribe.php?db=913536&s=1063378&a=53700&k=Czmg0AHbBvlaD4i8su7WqqM9lKOgyRwGcEwiB9Hv4B8
5.登壇者

サリー・ショウ(Sally Shaw)
オタゴ大学教授
ニュージーランド・オタゴ大学体育・スポーツ・運動科学学部スポーツマネジメント教授。スポーツ組織におけるジェンダーおよびセクシュアリティの批判的研究を専門とする。2023年FIFA女子ワールドカップにおけるLGBTQ+女性コミュニティの経験に関する研究プロジェクトの主任研究者(オタゴ大学研究助成)。Griffith大学シモーネ・フラガー教授、ワイカト大学モニカ・ネルソン氏と共同で、FIFA女子ワールドカップ2023のレガシー言説がLGBTQ+女性ファンにとってどのような意味を持つのか、そしてフットボールにおけるクィアな未来の可能性を探究している(Shaw et al., 2025)。

小林 美由紀
女子サッカー専門家/ジェフユナイテッド千葉レディースアカデミーチーフ
日本の女子サッカー界を代表するリーダーの一人として、長年にわたり重要な役割を果たしてきた。筑波大学最終学年時には、女子や女性にとってサッカーがまだ一般的ではなかった時代に女子サッカーチームを創設した。その後アメリカへ留学し、日本との社会的認知や環境の差を実感。帰国後は、リーグや大会の創設、さらに国際交流プログラム「Bridge Tour」の立ち上げなどを通じて、国内女子サッカーの基盤整備と発展に貢献してきた。2021年には、新たに設立された日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)の理事に就任し、選手教育の推進およびリーグ理念の浸透に取り組んでいる。「すべての少女が自由にサッカーを楽しめる社会の実現こそが、真のジェンダー平等につながる」という理念のもと、女子サッカーの発展と社会変革に尽力している。

野口 亜弥
スポーツとジェンダー平等国際研究センター(SGE)副センター長
元プロサッカー選手。現在は成城大学専任講師。国際研究センター「スポーツとジェンダー平等」(SGE)副センター長を務める。スポーツ庁国際課にて国際協力および女性スポーツ政策を担当。2020年以降は「ASEAN–Japan Actions on Sport: Gender Equality」事業に参画し、ASEAN11か国政府と連携しながらスポーツ政策におけるジェンダー主流化を推進している。競技者としての実践経験、学術研究、そして地域政策協働を統合する形で活動を展開している。

シモーネ・フラガー(Simone Fullagar)※モデレーター
Sport and Gender Equality @ Griffith (SAGE) チェア/グリフィン大学教授
グリフィン大学 観光・スポーツ・ホテルマネジメント学部および社会文化研究センター所属教授。Sport and Gender Equity @ Griffith(SAGE)研究ハブのチェアを務める。専門は、スポーツおよび身体文化への参加におけるジェンダー不平等、政策・マネジメント・リーダーシップ/ガバナンス・組織文化に関する研究。さらに、身体化された健康や感情的ウェルビーイング/メンタルヘルスに関するフェミニストおよびジェンダー視点からの研究を展開している。スポーツ文化における社会的包摂(ジェンダー、セクシュアリティ、民族性、障害、年齢、宗教、社会経済的差異などの交差性)にも強い関心を持ち、理論的にはポスト構造主義、新物質主義、フェミニズム理論を基盤としている。
5. Sport and Gender Equity @ Griffith 研究ハブについて
Sport and Gender Equity @ Griffith は、スポーツにおけるジェンダー平等を推進する革新的かつ社会的インパクトのある研究をリードすることを目的とした学際的研究ハブです。研究者、実務家、アスリート、政策提言をつなぎ、知の創出と実践の架橋を行っています。
主な目的は以下の通りです:
・文化・人種・先住民性・セクシュアリティ・障害・年齢などとの交差性を含め、スポーツの内外におけるジェンダー不平等の複雑性に対応する知識と実践への貢献
・女性・女児・ジェンダー多様な人々がスポーツのあらゆる領域でリーダーシップを発揮できる機会拡大に向けた協働的・革新的研究の推進
・教育現場、組織、公共空間における持続可能な変革を目指した教育活動を通じ、スポーツ文化およびジェンダー関係の変容を促進
SAGEの詳細はこちらのリンクからご覧ください。
https://www.griffith.edu.au/griffith-business-school/department-of-tourism-and-marketing/research/sage-at-griffith