成城大学

成城大学

Twitter FaceBook instagram YouTube LINE note
CONTACT EN

NEWS

  • 2024.03.12

    治療的司法研究センター初の外部評価を実施しました

治療的司法研究センター初の外部評価を、3月7日(木)午後1時からオンラインで、3月8日(金)午前10時から対面で、それぞれ実施しました。
外部評価委員を、立命館大学・中村正教授と理化学研究所・仲真紀子理事に務めていただきました。

中村教授からは、

・刑事司法に関わる分野の政策変化とパラレルに、むしろ知的にリードしている。

・国際的な動向との共振(シンクロナイゼーション)も見て取れる。

・多様なメディアを活用して市民社会へと研究成果を還元させる取り組みが熱心に行われている。

といった点を高く評価していただきました。
今後の課題としては、同様の活動を持続可能にするためのビジネスモデルのようなものを作り上げ、資金面での充実を図る必要があるといったことをご指摘いただきました。

仲理事からは、

・専門領域が異なる多様な人材がセンターの一員として活動している。

・定期的な研究会の開催や研究論文の公刊、刑務所等の見学、弁護活動に関する研修など、法学にとどまらず福祉や心理等の領域を横断する活動が活発に行われている。

・センター主体のイベントやYouTubeチャンネル、社会人向け講座など、研究活動にとどまらない様々な活動が多数行われている。

といった点を高く評価していただきました。
今後の課題としては、治療的司法を担う若手人材の育成、様々な活動のターゲット層を明確にした活動方針を策定することなどをご指摘いただきました。

今回の外部評価に関する資料は、来年度、4月以降に公開予定です。
外部評価委員の方に高く評価していただいたことは今後も継続し、改善するようご指摘いただいた点はその改善方法を今後検討していきます。
ご多忙のところ外部評価委員をお引き受けくださった中村教授、仲理事、ありがとうございました。