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2026.03.16
2026年3月3日(火)に、センター長が鹿児島刑務所を参観しました。
鹿児島刑務所は鹿児島県姶良郡に位置し、112ヘクタールという全国屈指の敷地を有する短期の再犯受刑者(B級)を収容する刑事施設です。昭和61(1986)年に鹿児島市の市街地から現在の霧島山麓に移転し、広大な農場区を持つに至りました。
現在の刑務所は鹿児島市内からは遠く離れ(車でおよそ1時間強かかります)、鹿児島空港を過ぎて宮崎県境に位置します。農場の広さはなんと東京ドームおよそ24個分に当たるということで、施設に隣り合う山間部に見事な茶畑が広がっています。鹿児島はお茶の生産地としても有名で、2023年の統計では静岡の27、000トンに次いで26,100トンで全国2位です。気温の寒暖差が茶作りに適しているそうです。鹿児島刑務所の農場では受刑者がお茶の栽培から製品化まで作業に当たっており、この刑務作業にあたる受刑者は塀のないエリアで居住しています。お茶は矯正展などで一般にも販売されるということでしたが、今年は昨年6月の霧島山系新燃岳の噴火により降灰がひどく、一番茶しか製造に回せなかったため生産量が少ないということです。
当日は所長自ら施設概要を説明いただいただけでなく、マイクロバスに乗車して広大な農場をご案内いただき、茶畑を背景に写真を撮る機会もいただきました。前日までの雨が嘘のように晴れ渡る、好天に恵まれた視察となりました。
市内から刑務所までの移動については、センター長が鹿児島大学で教鞭を取っていた当時学部生であった、宇都義和・志學館大学法学部教授(法社会学)にお手伝い頂き、参観にも同行頂きました。
なお、鹿児島刑務所を取材した記事として以下が参考になります。
「なぜ“塀のない刑務所”が成り立つのか。鹿児島刑務所の歴史と矯正処遇の今」
東京報道新聞
2025年10月16日配信
https://tokyonewsmedia.com/archives/12382