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2010.05.21
民俗学研究所グローカル研究センター(CGS)では、このたび、「成城大学CGSワーキングペーパー・シリーズ」(SEIJO CGS Working Paper Series)のNo.4として、元ユネスコ本部無形文化遺産保護担当部長・愛川-フォール紀子氏(著)『文化遺産の「拡大解釈」から「統合的アプローチ」へ—ユネスコの文化政策にみる文化の「意味」と「役割」—』を刊行しました。本書は、長年ユネスコの文化政策立案に関わってきた当事者の立場から、ユネスコの文化政策(文化の概念)の変遷を世界情勢の変化に対応させて歴史的に跡付けた上で、将来的な文化政策の在り方を提示するものです。なお、本書は、昨2009年11月、成城大学大学院文学研究科主催・グローカル研究センター後援で開催された同名の公開学術講演に基づいています。
わずかながら残部があります。ご希望の方は、成城大学民俗学研究所グローカル研究センター(glocalstudies@seijo.ac.jp)までご連絡ください。
◆愛川‐フォール紀子(著)『文化遺産の『拡大解釈』から『統合的アプローチ』へ—ユネスコの文化政策にみる文化の『意味』と『役割』—』(上杉富之:「刊行に寄せて」)成城大学民俗学研究所グローカル研究センター、全104頁、2010年3月刊。