成城大学

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  • 2022.12.12

    【開催報告】講演会「成城大学におけるデータサイエンス教育」を開催しました

12月2日(金)18:00~19:10に、データサイエンス教育研究センター(CDS3)主催「成城大学におけるデータサイエンス教育」の講演会をZoomによるオンラインにて開催し、約40名の方にご参加いただきました。

最初に、森由美 データサイエンス教育研究センター特別任用教授から「データサイエンス科目でのSTEAM教育の実践」と題し、現在の取り組みについての講演がありました。ビジュアルプログラミング言語を使用した音楽演奏プログラムの作成や人型コミュニケーションロボットを使用したプログラミング実習など、文系学生が興味を持って取り組める体験型の授業の実践などが紹介されました。

後半は、引き続き森先生と、社会イノベーション学部の新垣紀子 教授、社会イノベーション学部4年生の平野なお佳さんの3名で「人とロボットの共生社会実現に向けて-人型コミュニケーションロボットとの対話実験の試み-」と題した座談会を行いました。
新垣先生からコロナ禍の中で森先生の協力を得て、ゼミナールで人型コミュニケーションロボットを使った演習を始めたとの説明があり、新垣ゼミ生の平野さんからは「人とロボットのコミュニケーションと集団規範との関係性」を卒業研究のテーマに、ロボット2台を使用した認知科学実験に取り組んでいるとの紹介と説明がありました。

最後に、小宮路雅博データサイエンス教育研究センター長から、文系4学部の成城大学において、データサイエンスの授業を受けた学生がデータサイエンスのスキルや発想を各学部に持ち帰ることで新しいテーマ性が生まれ、良い波及効果が出ていると感じていることと、講演会中に参加者からご質問をいただいた「ロボットの人権」については、各学部の専門性を活かして横断的に取り組める良いテーマと考えられる、といった講評が述べられ、盛況のうちに閉会しました。

森先生の講演の様子
森先生の講演の様子

座談会の様子
座談会の様子