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2022.07.23
本学において、本学学生の環境問題やSDGs(持続可能な開発目標)への意識向上を目的として、アイシティが行っているecoプロジェクトへの参加を開始しました。
このプロジェクトは、コンタクトレンズの空ケースを回収し、リサイクルすることによる環境保全活動を通してSDGs達成に貢献する活動でSDGsに幅広く関連しています。空ケースのリサイクルによるゴミ削減から、SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」に貢献しています。また、一部の作業を障害者の方が行うことによる障害者就労支援から、目標1「貧困をなくそう」、目標8「働きがいも経済成長も」にも貢献しています。さらに、この活動の収益は全額、日本アイバンク協会に寄付することで、目標3「すべての人に健康と福祉を」に貢献しています。
現在、全国各地の企業や自治体、学校が本プロジェクトに参加しています。しかしながら、学生数が多く、コンタクトレンズ使用率が比較的高い大学の参加は少数であるため、資源を有効活用できていないことが現状の課題です。
成城大学では限られた資源を無駄にせず社会貢献に取り組むこと、誰もが参加できる社会貢献活動から本学学生の意識向上を目的としてこのプロジェクトへの参加を決定しました。
学生主体でこのプロジェクトに携わる団体を立ち上げ、現在23名で活動しています。校内放送やポスターの掲示、SNS発信から多くの学生や教職員がプロジェクトについて知ってもらうよう工夫をしています。
学内に回収ボックスを設置して約1ヶ月が経過し、初めは少ししか集まらなかった空ケースが、現在はおよそ200個集まるなど順調な成果をあげています。
(この記事はプロジェクトを主導する学生が作成しました)