成城大学

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  • 2021.11.17

    【開催報告】シンポジウム「人文・社会科学研究におけるデータサイエンス」を開催

成城大学データサイエンス教育研究センター(CDS3)では11月13日(土)、「人文・社会科学研究におけるデータサイエンス」と題してシンポジウムを開催しました。シンポジウムは、大学の新9号館に完成したデータサイエンス教育研究センター「データサイエンススクエア」のお披露目を兼ねたものとなる予定でしたが、新型コロナ感染予防の観点から残念ながらオンライン開催となりました。
今回は2名の専門家をゲストスピーカーとして招き、講演をしていただきました。最初の講演、笹原 和俊 氏(東京工業大学 環境・社会理工学院 准教授)による「計算社会科学と社会イノベーション」では、SNSのビッグデータをもとに、健康や政治、ブランドへの関心度を分析した結果から社会の分断が起こっている現状や、エコーチェンバー(同質の人たちだけでつながった閉じた環境)の弊害について解説されました。また、エコーチェンバーの緩和を目的として開発した「音でつながるSNS(Polyphony)」についても紹介がありました。
次の講演、土山 玄 氏(お茶の水女子大学 文理融合AI・データサイエンスセンター 特任講師)による「文学作品のテキストデータを対象としたデータ分析」では、『源氏物語』を題材として宇治十帖の他作者説や全54巻の成立順序の推定について述べられました。さらに夏目漱石の作品の文体的特徴の変化から執筆順序を推定する研究についても紹介されました。
57人の参加者からは、「社会の分断についてSNSの役割とは?」「日本における計量文献学の人口はどのくらい?」など、活発な意見交換が行われ、オンラインであっても有意義なシンポジウムとなりました。

  • 戸部学長による開会の挨拶
    戸部学長による開会の挨拶

  • 小宮路データサイエンス教育研究センター長 による趣旨説明
    小宮路データサイエンス教育研究センター長による趣旨説明

笹原 和俊氏(東京工業大学環境・社会理工学院准教授)による講演

土山 玄氏(お茶の水女子大学文理融合AI・データサイエンスセンター特任講師)による講演

  • 増川経済学部長による閉会の挨拶
    増川経済学部長による閉会の挨拶