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2021.11.16
成城大学データサイエンス教育研究センター(CDS3)は、「成城大学データサイエンス・コンテスト2021」を開催しました。このコンテストは、課題発見力、ビッグデータの活用とそれに基づく提案の作成力、企画力、データ分析力、表現力などのスキルを競うもので、一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会の協賛を得て、開催されました。
今回のコンテストの募集テーマは、ウィズコロナ時代に焦点を当て、総務省統計局「家計調査」の⽉別データ(コロナ前の 2019 年〜コロナ禍の 2020 年〜2021 年直近までの毎⽉のデータ)を使って、消費の変化をデータから明らかにし、併せて政府や企業に対する提言を行ってください、というものでした。
エントリー総数は20件54人。審査委員会による1次審査を経て、11月13日(土)に開催された決勝戦に「チームメトロ」「チームIGT」「おーい五右衛門」の3チームが進出し、それぞれプレゼンテーションを行って競い合いました。
企業への提言としてコロナ感染症予防のための行動制限がなくなった後に使える「未来チケット」を提案するチームや、与えられたデータに加えて企業の有価証券報告書を分析し深堀りしたチーム、観光と地域振興に向けて具体的な提案を行ったチームと、それぞれが個性を発揮したプレゼンテーションとなりました。
各チームの発表後、審査委員に一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会副代表理事の山田隆史様を加え、厳正な審査が行われ、学長賞・優秀賞・特別賞・佳作第1位が決定しました。また、事前審査により佳作4チームも選出されました。
見事学長賞を受賞した「おーい五右衛門」チームからは「受賞できると思っていなかったので驚いた。」「見やすいパワーポイントのつくり方に苦労したが、データ分析の経験は今後社会にでてからも活かせると思う。」といった感想が聞かれました。
データサイエンス教育研究センターでは、今後とも「文系学生こそデータサイエンスを学ぼう」をモットーにさまざまな企画を学生の皆さんに提供していこうと考えています。
「成城大学データサイエンス・コンテスト2021」結果は以下の通りです(敬称略)。
学長賞:おーい五右衛門 (代表者:村岡隼斗。齋藤結香、妹尾莉奈、谷村萌、日野律香 *いずれも文芸学部3年)
優秀賞:チームメトロ (代表者:河西真輝。高埜利明、石井風歌、田中颯之佑、関口晃世 *いずれも社会イノベーション学部3年)
特別賞:チームIGT (代表者:岩澤学。入月崇晴、戸田修一郎 *いずれも法学部1年)
佳作(佳作第1位):チームIGT (代表者:岩澤学。入月崇晴、戸田修一郎)
佳作 チームマスコミ(代表者:関真由香 *文芸学部チーム)
佳作 おむすび共栄圏(代表者:多田 琢美 *文芸・経済・法学部混成チーム)
佳作 チーム5班(代表者:大沼昂平 *経済学部チーム)
佳作 チームB(代表者:和田陸人 *経済学部チーム)