成城大学

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  • 2017.10.17

    大学祭実行委員会の学生がBLSの講習会を受講しました

成城学園では、100周年記念プロジェクト「いのちを守り合う成城ファミリー」の活動として、日本ライフセービング協会公認のBLSインストラクター資格を持つ初等学校、中学校高等学校の3人の教員が講師となって学園内外でBLS(Basic Life Support)講習会を積極的に行っています。

11月2日、3日の文化祭を目前にした10月13日(金)、文化祭の企画、運営、広報活動を担う大学祭実行委員会の学生たちがBLSの講習会を受講しました。多くの方がお越しになる文化祭期間中、キャンパス内で誰かが倒れてしまったり、呼吸停止を起こしてしまう場面を想定して、実際の事例を映像で見たり、倒れた方の搬送法、胸骨圧迫、人工呼吸の実践演習や、AEDの取り扱いについて講習を受けました。

最初に、心肺停止になったある野球部員の生徒にAEDを使い助かった場面を音声で聞きました。非常事態にパニックになる家族や友人の声。その中で救急救命士の方が冷静にAEDを使って救助に当たっている様子が伝わり、いざという時に慌てず冷静に動くことがいかに難しく大切であるかを教えていただきました。
その後、2人1組で倒れた人を運ぶ搬送方法を習い、実践しました。脱力した人を運ぶのは頭で考えるより実際には難しく、救急の場面では必要になることが多々あるとのこと。力任せでは持ち上げることができなくても、コツをつかめば体の小さな女性でも大人を搬送できることを実体験しました。引き続き3~4人ごとのグループに分かれ、人形を使った胸骨圧迫、人工呼吸、AEDの取り付け方などを講師のデモンストレーションに従い実践しました。
参加した学生は終始集中して講師の話に耳を傾け、実践演習も真剣そのもの。「難しい」「やり方わからない」など悪戦苦闘しながら訓練の練習に取り組みました。
文化祭ではお越しいただく皆様に楽しい時間を過ごしていただけるよう、各校で様々なイベントや模擬店を企画するとともに、安全面にも配慮しながら準備を進めています。

  • AED使用時の事例を映像で確認
    AED使用時の事例を映像で確認

  • 倒れた人の搬送もコツさえつかめば難しくありません
    倒れた人の搬送もコツさえつかめば難しくありません

  • 胸骨圧迫のデモンストレーション
    胸骨圧迫のデモンストレーション

  • 有効に血液を送るには圧迫の位置とリズムが重要
    有効に血液を送るには圧迫の位置とリズムが重要

  • 人工呼吸する際は気道確保ができているかが大切
    人工呼吸する際は気道確保ができているかが大切

  • AEDのパッドを練習キットに取り付け一連の流れを体験
    AEDのパッドを練習キットに取り付け一連の流れを体験