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  • 2017.07.04

    2050年の世界に向けた提言 - 経済研究所30周年記念シンポジウムを開催しました

7月1日(土)、成城学園創立100周年・経済研究所創設30周年記念シンポジウム 第83回成城大学経済研究所講演会「2050年の世界に向けて日本は何をすべきか」を開催し、約200 名もの方にご参加いただきました。

「2050年の世界に向けて日本は何をすべきか」

座長:
岩田一政氏(元日本銀行副総裁、日本経済研究センター理事長)

パネリスト:
岡田豊氏(みずほ総合研究所主任研究員)
「地域別人口動向から見た今後の日本のあり方」
山本謙三氏(NTTデータ経営研究所取締役会長)
「IoTでつながる世界経済、日本企業 ~業種を超えた競争・協調の時代へ~」
岩本康志氏(東京大学大学院経済学研究科教授)
「財政と金融の中長期課題と戦略」


主催:成城大学経済研究所
共催:成城大学経済学部・経済学研究科
本シンポジウムは「私立大学研究ブランディング事業」の一環として開催されました

第一部は座長の岩田氏から問題提起と各パネリストの報告でした。岩田氏は、まず、国内外の5つの2050年予測をサーベイした上で、人口減少や気候変動、AIなどの技術革新、金融危機のリスクや国際情勢など7つの論点を提示されました。続いて各パネリストから、人口動向・情報技術革新・経済政策といったそれぞれの角度から、日本の課題や今後のあり方について報告がありました。
第二部のパネルディスカッションでは、出生率や移民などの人口減少に関わる問題、財政制度や社会保障制度、技術革新といった論点に専門的な視点から意見が交わされました。世界の経済社会情勢 ・環境が大きく変化する中、あらゆる方面で従来型のシステムに限界が生じている危機感と警鐘を提示するシンポジウムとなりました。


  • 岩田一政氏


  • 岡田豊氏


  • 山本謙三氏


  • 岩本康志氏